ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

Shahnameh : 4 Zal and Rodabeh (2)

2009-12-22 23:54:39 | Kindle
さて、Sam父さん、息子Zalの報告に大弱り~(笑)でも、予言者は、ZalとRodabehの間にはヒーローとなるべき息子が生まれると予言します。(いいじゃんw)Sam、仕方なく、いざとなればShahと戦う覚悟を決めます。それを聞いてZalは大喜び。ですが、依然として堂々とRodabehに会う事はままならず。

そんなある日、RodabehがZalの為にティアラや宝石を選んで侍女に持たせると、この侍女がRodabehの母Sindokhtにばったり。侍女は咄嗟に機転を利かせて、Rodabeh様が自分にくれた物と偽りますが、Sindokhtの方が上手。Rodabehを問いただします。真実を聞き、Shahの怒りを恐れて困り果てるSindokht。そこへMihrabがやってきます。Zalが自分達の一族を受け入れてくれた事は嬉しいと思いますが、Shahはやはり怖い。。。

Shah自身も困ってました。。。
しかし、うじうじしているわけには参りません。Shah Minuchihr、SamにMihrab一族の討伐を命じます。これに大慌てのSam家とMihrab家、互いに行動開始。恋する2人の為に奔走する両家の両親がステキですねぇ。Sindokhtは1人でSamに会いに来て、率直に話し合います。この時のSindokhtの態度は、女性ながらあっぱれとSamは大いに感銘します。

そしてついにZalは覚悟を決め、Minuchihrの前にひれ伏しお許しを請います。ここでMinuchihrの予言者も、ZalとRodabehが結婚すればイランにとって最高のヒーローが生まれると進言します。Minuchihrは仕方なく、Zalに6つのなぞなぞと体力テストを課して彼の知力と体力を試します。(しかし何故他人の所に婿に行く男の為にそんなテストするんだろ?(^^;))

テストにめでたく合格したZalは、Minuchihrのお許しを頂いて、めでたくSam父さんと一緒にカブールへ。ようやく堂々とMihrabと会う事ができました。

余談ですが、そこにまだRodabehがいないのを見たSam、「いつまでRodabehを私達からお隠しになるおつもりか?」とSindokhtに尋ねます。するとSindokht「私達の太陽とひきかえに何を何を下さいますか?」Sam「あなたの望む物は何なりと。奴隷でも王座でも。」


Run!Run!Run!