ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

His Majesty's Dragon : 5

2008-07-13 14:46:51 | 読書
いよいよラガン湖に到着。
リーガル・コパーと同様,イエロー・リーパーとかウィンチェスターとか,ドラゴンの種類なのね。皆敷石の上でお昼寝。実は敷石が暖かいんですね。(ネコか(爆))

で,最初のご挨拶は,何と,人間でなくて,セレリタスというドラゴン。彼はここのトレーニングマスターとか。空を飛んでるいろいろなドラゴン達に指示を出しながら,ローレンスと最初の打ち合わせを行います。

セレリタスに,グランビーという人物に,案内してもらうように,と,言われ,そのグランビーを発見。まだほとんど少年のような若い男性です。しかし,テメレアの名を口に出すと,何故か引いてしまいます。ただ,エゼキア・マーティンという若者が,興味を持って近づいて来てくれて,何とかぎくしゃくせずに,収まりました。

Aviatorの訓練を受けている,とりわけ若い少年達は,どうも何か態度が変? と,気になるローレンス。そう言えば,テメレアに嫌われたデーズも,そんな若者の一人なんですかね。

ローレンスは,グランビーと2人ではちょっと気が重いなあと思っていたら,マーティンが案内に付き合ってくれる事に。寝室を見た後,食堂へ行くと,ローレンスは,「食事はめいめいに取るのではないのか?」とけげんそう。

ここで私はまたまたローレンスの物の考え方に「はあ?」と思ってしまいました。軍隊って万国共通で,食事は皆一緒だと思ってましたが,良家の子弟が多い英国海軍の場合は,個別に取れるんですかね。私はてっきり,それは彼が艦長だったからこその特権だと思ってましたが。。。まあ,いいや。(笑)

マーティンは,「病気の場合は,食事を部屋に持って行ってもらえますよ。」と答えましたが,ローレンスの疑問の本当の意味を理解してないようです。(笑)

その後,彼らは「風呂場」へ。そこには,スチームバスの他に,ドラゴンの孵化場がありました。ここに来て,ローレンスは,グランビーの敵意の理由がわかってきました。彼はデーズのお友達ではないか,と。

案内終了後,彼はグランビーを餌付場に連れ出し,思いっきり「警告」グランビーは顔色を変えて去って行きましたが,ひぇ~いいのかい,そんな事して(汗)

ローレンスは,この地での人間関係は大いに不安。。とは言うものの,テメレアに会うとやっぱり心が和みます。それに,周りを見ると,テメレアに興味を持って近づいて来る習練生も,実は結構いる事にも気付きます。

テメレアの体をきれいに拭いていた時,ローレンスは,レビタスという小型のドラゴンに声をかけられます。担当者に黙って世話をしては悪いと一旦辞退しますが,どうやらレビタスの担当者は彼をちゃんと見てくれない模様。ついでに拭いてあげる事にしました。で,ローレンスに続いてテメレアが自己紹介した時,「ローレンスはぼくのキャプテンだよ」に,ちょっと力が入っていた事を察するローレンス。(あ~やっぱ,この気遣いができなきゃ,ドラゴン使いにはなれないね(笑))今まで大人な対応をしてきたテメレアのこの態度には,さすがのローレンスも,やや目がテン? ドラゴンは嫉妬深いのか。(笑)

ローレンスは,作業員の所へ行って,テメレアのハーネスの掃除を頼み,ついでに放置されているレビタスのハーネスも見てあげるよう頼みます。でも作業員達は,それを伝えるのは,レビタスのキャプテンの仕事でしょ,と,納得いかない様子。ローレンス,ちょっとむっと来て,睨みを利かせながら「ドラゴンの健康が危機にさらされているんだ」これは若い作業員に,レビタスの世話をちょっとさせる迫力がありましたね。(笑)


Run!Run!Run!