ぺんぺんぐいん

ぺんぎん歩きは卒業したよ。

Allo!

2006-04-07 21:19:27 | いろいろ
タカナシさんが学館を通った。(将棋の高梨くんではないよ。)

ちょうどかさいさんと将棋してる時。

タカナシさん「Allo! Allo! KYE)('#&)Q= E*A}S+>F+S!"##&$#=~*+`I??!?!?!?!?!!!」

相も変わらずペルシャ語か何かで話しかけてきてくれた。
僕もフランス語じゃないフランス語で応戦。


しばらく会話?して、立ち去った。


ぺん「何語だったかわかる?」
かさ「わかりません」
ぺん「デタラメだよ。


かさ「え、そうなんですか?でもあの方どこの国の方なんですか?」
ぺん「いや、普通に日本人だよ。



とにー「フランス語でしたよね?ne pas とかなんとか言ってたような」

これはちょっとだけ正解。
僕のもデタラメに声を発してただけなんだけど、
ところどころフランス語の音がそのまま入ってた。

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というわけであの人は、いろんな言語を話せてしまう方なのです。
音だけ似せて、文法も単語もなくただデタラメに。

中国語とかでも、中国語を知らない人が聞いたら中国語っぽく聞こえちゃう。
よく出てくる音のかたまりを、耳でコピーしてるのかな?

これはかなりの能力かと思われます。
相手は全く理解できていなくても、身振り手振りと声の高低・大小を使ってかなりコミュニケーションできてしまうし。

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今日は将棋部の人もまらばりの人も、彼を目撃した人が数人いたということで

面白かったでしょ?

ワケワカラナイような勧誘の仕方をして、
周りはみんな「この人アブナイ人だ」って思って目を逸らしながらも、
その勧誘の仕方が突拍子もなく面白くてみんな爆笑してました。

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そんなこんなで。

チェス?!

2006-04-07 02:04:50 | いろいろ
今日は将棋部のサークルオリに顔を出したけどヒマだったので、
隣でやってたチェス部の人にチェスを挑んだ!!

チェスはルールは一通り知っている、というくらいです。
駒の動きとか、ポーンが一番上まで行けば好きな駒に成れることとか、キャスリングとか。
アンパッサンだけいまだにあやふやだけど・・

序盤はほんとになにもわからん。ナイトとかピョンピョンしてみる。
でも終盤にかけて駒が少なくなってくると、けっこう深く読めることに気付いた。
読んでいくうちにいろんな発見があって面白い。

(将棋強くなるのに必要なこともそうだと思うんだけど、
 自分で手を読んで自分で法則性とか手筋とか定跡とかを発見していくのって極めて大切な作業じゃない?
 これができないと、自力で強くなれない気がする。まあどうでもいいけど。)

最後はちゃんと読み切って、相手の引き分け狙いをかわして勝ち。

・・ん? 

ていうか、

勝っちゃったよ!!

まさかまさか。

定跡を覚えて終盤のパターンを頭に詰め込めば、それなりに戦える気がしてきた。
面白いから、チェス部にも顔を出そうかな?w

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麻布将棋部時代の先輩で今は修士2年生のしげたさんにも会った。
指し終わった後に、ちょっと終盤のマメ知識を教わった。

対局中も自分でいろいろ読んでけっこういろんな定理?を発見していたのだけど、
なるほど、その教わったことを基にするとまたいろいろと思考が深まる。

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最近、人に教える時になにをどう教えるべきか、というのをよく考える。

知識を与えるのか、それとも何か考えるきっかけを与えるのか。

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答えを教えられてばかりの人は、自分で考えるよりも先に人に答えを聞くクセがついてしまう。これでは伸びない。

一方で、なんでもかんでも全て自力で編み出すというのも大変なこと。
例えば相手と対局することなしに、本を読むことなしに、一人将棋だけを続けていても強くなるには効率が悪い。

では、「知識を与えていい時」と「知識を与えてはいけない時」ってどういう違いがあるんだろう?

それが、最近の自分の中でのテーマ。

相手へのinputを行うことと、相手からのoutputを引き出すこと。これをどう使い分けるべきなのか?

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こないだ育成会の人と指した時は、ひたすらこちらから質問することでoutputを引き出したつもり。
いい手がある局面でも、相手が自分の力で気付いていないのならこちらは特にそれを指摘しないようにすらしていた。

だけど、今日先輩に教わったマメ知識は、ますます思考が飛躍していくための足がかりになった。
つまり、これは「input」でありながら、「outputを引き出すinput」になっていたわけだ。これは明らかに良い「input」。

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以前述べた思考システムの話とも絡んでくるし、
あるいは「死する知識」という言葉で自分が認識してる事柄とも関わってくる。

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システムということで言えば、ある概念をinputすることで、その概念をもとに自力でoutputする機会を提供すること。

数学で言えば、例えば自然数の四則演算しか知らない人に正負の概念を教える。
それで教わった人が自力で整数の四則演算についていろんな定理を導けるようなら、成功。

などなど。

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似たような話なんだけど、
たとえば「全ての整数は2で割り切れる数と割り切れない数の二通りにわけられる」と教わったとして、
「ふーんそうなのか」で終わるのなら、それは「知識が(単発の知識のまま)死んでいる。」

それとも「それなら3で割る場合はどうなんだろう?」とか
「割り切れる数と割り切れる数を足したら?割り切れる数と割り切れない数を掛けたら?」とか、
さらに思考が広がっていく場合、最初に知った知識は「生かされている(活かされている)」と言える。

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じゅんじゅんからは「女流が弱い理由」について聞かれていたんだけど、
教わる機会が多いであろう女流は、inputが多すぎてoutputする機会を奪われているのではないかと思うことがある。

inputとoutputのバランスを考えるなら、教わる機会と教える機会のバランスってかなり大事だ。

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ここから少し、将棋について取り上げよう。

「強い人に教ることは、強くなるためにプラスなのか?」という問題意識について。

というのも、僕はあまり自分より強い人に教わったことがない。
たくさん指してもらたのは1年生の夏学期、かたがみさんにたくさん10秒将棋で指してもらってた。

でもそれ以外の時期で、特に自分より強い人とたくさん指したことはない。

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むしろ、人に教えることで自分は強くなってきた気がする。

人にわかりやすく教えるためには、自分の中でモヤモヤしてる考えを明確な言葉で表現せねばならない。
これが実はとてもいい訓練になるのではないかと思っている。output。

情報や知識というのは、人から教わってもそのうちの90%は身につかないと考えて良い。
受験勉強だって、結局は自分でどれだけ勉強したかが勝負だ。

女流はアマ強豪とかプロ、奨励会員に教わる機会がいろいろあると思うのだけど、
実際はもっとアマ2段とか、初段とか、自分と角~2枚落ちくらいの手合いの人と指して、
丁寧に感想戦をする方がよっぽどタメになるのでは?という話は一考に値すると思う。
(お客さん相手の指導対局じゃなくて、自分よりはっきり弱い人との真剣勝負ね。)

もちろん、強い人に接して刺激をもらうのは重要なことだと思うけど、
強い人に教わって強くなる・・ってなかなか難しいことなのではと思う。

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追記。

というわけで麻布の合宿では特に何を教えるわけでもなく、
たかくさくん相手に1分-2分の37番勝負を挑んだりしてた。笑笑

彼は中3にしては相当強いと思うのだけど、技術云々以前に根性勝負をしてみたかった。

根性に関してはほかのどんな人よりも相当自分のが自信ある。
相入玉なら700手指しても飽きないし(!)、泥仕合は大得意だから。

この場合はそういう精神力勝負をしてなんらかの刺激を与えてみるかという意図があったんだけど、
技術に関して手取り足取り教わってしまってはかえって強くならないのではと思う。

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ただし、人に教わった方がいい場合というのもある。これは後日。

とりあえずチェスを軽く始めて、「強くなる過程」を再体験することは有意義かなとちょっと思った。

国際協力っぽく

2006-04-07 00:42:30 | いろいろ
御茶ノ水女子大学の留学生のチェコ人とベルギー人と韓国人と台湾人と一緒にビラ配り。

でも理系の1年生が来る日だったせいかなかなか効果は上がらず。明日に期待。

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YDPの2年の子に冗談で後ろから「Hello」って話しかけたら、ふつーに「Hi?」と返されたw
振り向いてから、「あ、なんだ」みたいな顔してたけど。

そしてその人はベルギー人と普通に完璧なフランス語で会話してた・・ww
中・高6年間フランス語で暮らしてたらしい。

YDP絡みでこれまで自分が体験した限りではむしろ社会の重要なセクターとの関わりが見えてくる場だったのだけど、
なんか今日は外国人やら外国語やら、いわゆる「国際」って感じ。でも留学生は日本語がやけに流暢だった。

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いやほんとに、ここ読んでる大学生で(というか高校生でも)、
少しでも「国際協力・・的なもの」に興味がある人は、今度世界銀行の東京事務局で行われるイベントに来てもらえればと思います。
むしろ興味がない人にも冷やかしのつもりで来てもらえれば。面白い体験になると思いますよ。

1.学生団体が12団体も集まるので、取り組む分野やノリなどはさまざま。
  サークル活動とは違って、社会にアクションを起こしていこうという
  たくさんの学生達に接することのできる、なかなか無い機会です。

2.世界銀行の東京事務所が見学できます。
  なんか部屋を仕切ってる壁は1枚200万円×60枚で、(壁だけで)総額1億2千万円分なんだとか。
  だからその壁を移動するにはライセンスが必要らしい。笑 
  
ほんの3時間ほど割くだけなので、団体に入る・入らないは別にして、
視野を広げるつもりで来てもらえればと思います。

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そして明日も新歓。

今日はなぜか帰りがけにはるあき邸で鋼の錬金術師を1~6巻まで読んだ。w