ぺんぺんぐいん

ぺんぎん歩きは卒業したよ。

はろはろ

2006-03-14 20:46:30 | いろいろ
今日はあんま寝れてなかったけど地元で就職活動用の写真を撮って、四ッ谷でごはん食べて、いざ市ヶ谷のジャイカ職員質問会へ。

前にもらったパンフの内容は、一応頭に叩きこんでおいた。
が あんま関係なかった・・

向こうから何か聞かれるわけじゃなくて、11人くらいいる職員の方それぞれの所に希望者で集まって、随時質問を行う感じ。

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最初は話の内容をメモにとろうとしてた。

でもだんだんどうでもよくなった。

別にODAがどうとか聞きにきたんじゃない!!そんなものはなんもわからん!!
(少なくとも、詳しいわけではまったくない。)

生身の対談でしょ?
相手がどんな人間かを観察した方が面白くない?

周りを見渡したら、メモに気をとられてみんな顔は下向き。ノートとにらめっこ。

もったいなくない??
せめて前見ながらメモったらいいのに。

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ずっと相手の目を見てた。で、表情とか身振り手振りを観察してた。
というか、人間そのものを凝視してた感じ。

11人のうち、話を聞けるのは3人。

おーこの人すっごい真面目そうだぁ。とか
なんかおもしろいおばちゃんだなぁ。たくさん笑っちゃったよ。とか
穏やかで優しい感じのおじさんだねぇ。とか。

ずっと凝視してたから、彼らのフィーリングはしばらく忘れない気がする。
だからってなんにもならないんだけど。

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質問もいくつかしてみた。
でもあんま大した質問はできなかったなぁ。

あなたが仕事以外の領域で仕事を越えて成し遂げてみたいことはありますか?
とか聞いてみたかったけど。
当たり前のように「ありません」と言われそうで聞けなかった。でも聞いてみればよかったなぁ。何かあったかもしれないし。

人生でやることってのは、家族との暮らしと、余暇と、仕事だけになってしまうのかなとちょっと疑問に思ったから。

今日話を聞いているうちにふと感じたのは、
「組織でなにかやるのもいいし、でも個人としてもなにかやっていたい。」
ということ。

「属する組織がなくなったら何者でもなくなってしまう」ようになったら、怖くない?
まあ血縁関係は、最後まで自分のアイデンティティとして残ってくれるだろうけど。

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「職員」と「専門家」って対比があるんですねぇ。

職員は、事務仕事とかプロジェクトチームの運営的なこととかやるんだって。
で、具体的な調査とかなんとかは、全部専門家に任せる。

職員さんによっては、毎日excelファイルとにらめっこだったりするんだって。まあべつにいいけど。
組織でしかできないことがあるというのはよくわかってきた。

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しかし一番気になった人は、前回のセミナーでも今日の質問会でも司会をやっていた人です。

よくわからんがとにかく明るい空気を生み出せる人。

ユーモア、つっこみのセンスも兼ね備えて、
常に場をリラックスさせつつもしかし凛とした空気をも作ってみせる。
声の使い方もむちゃくちゃうまい。

司会に最適な、とても強力な人材とお見受けしました。

あの、職員の人よりこっちの人の話聞いてみたかったんですけど。笑
でもこの人も雇われ司会とかじゃなくて、れっきとした人事部の職員らしい。

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さて。web試験だとか面接だとか楽しみです。

面接では体力について聞かれるらしい。

そして

てきとーに「水泳やってました!!大した成績ではないのですが、県大会にも出場しました。」とか嘘ついちゃう人もいるらしい。

いわく「水泳やってる、というとウケがいい」んだとか。

なんかただ「体力には自信あります」ってのだと具体性がないから、
水泳とかなんとかわかりやすい事例を付け加えて、ついでに脚色しなさい、と
就職アドバイスかなにかの人に言われたらしい。

うーん、ウソまでつく気にはなれないなぁ。
県大会とか、どう言い訳のしようもないまさに真っ赤な嘘だと思うんだけど。

「第一志望です」とかはまあ(全部第一志望です♪えへ☆)とか思っててもまあバチは当たらないかとも思うけど。
嘘も方便ってやつか。でもこれって保身のためにつく嘘に当たるのかな?だとしたら気持ち悪い。

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嘘といってもいろいろある。

コーチング理論の本によると、人生はウソと勘違いと間違い(だったかな?)で満たされているらしい。

いわく

「・・結婚する時、『あぁ!私には世界でただ一人、この人しかいないわ!!』と思いますよね。

 明らかに勘違いですよね。でも、このおかげで結婚生活は成り立っているのです。」

とか。

「・・上司と食事に行く約束で待ち合わせていた時、彼女から突然連絡があったとします。どうしても会いたい、とのこと。
 『彼女から連絡あったんでそっちに行きます』とは言わないですよね。
 何かべつの理由をつけるはず。さもないと、相手は気分を害することでしょう。
 このように、相手の気分を害さないためのウソというのも、人間の生活には必要不可欠なのです。」

とか。まあ言いたいことはわかる。

たとえばレポート提出締切日に遅れた理由がたとえ
「親戚のおばさんに急に呼び出されて、というのも実は
 その親戚のおばあさんとは10年来の約束がありまして、
 その約束というのは10年前、僕が父とキャッチボールしていた時にボールが隣の家の庭に入りまして、
 その家の庭によじのぼったら隣の家の人がひどく怒って・・うんぬんかん」

みたいな、たとえ正当な理由であっても説明するのが非常に困難な時は
「すいません私の不徳のいたすところです」と謝っちゃう方が早い可能性すらある。

これもある意味ウソだけど、社会の潤滑油として考えていい範囲内のウソだと思う。

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話が逸れたな。べつに落ちたら落ちたで院に行けばいいわけだし、
体力について聞かれたら堂々と「自信ありません」と答えようと思います。