北川竜二で、「アレは何したので・・・」でした。

脳内で文章を作った時点で書くのが億劫になってしまうのですが、それでも時々書きます。

公演七不思議の7

2006-10-06 10:49:41 | Weblog
まぁ七不思議なんて仰々しい事言ってますが、まぁ面白かったとか、不思議とか珍しい出来事でも書くかと。その7。
深夜番組で「24」が始まりましたな。一様全部見てるので今回も見てます。なのでブログ書くのが疎かになってました。

さて・・・基本的に公演中は俺はアンケートを読みません。別に読みたくないとかそういう事ではない。自分の演技がどうとか、作品にどういう感想を持たれたのか、やはり気にはなります。なので読みたい。でも俺は結構気にする性質なので、へたにアンケートを読むと次の回に影響しかねない。いい意味でも悪い意味でもね。でもお客様の殆どは1回しか見ない。そのお客様の感想を次の回の公演に引き摺ってちゃ次のお客様に失礼だ。そして長い時間かけて稽古して、これで行こうと決めたモノをアッサリ変えてしまうようでは稽古の意味や、演出の意味がなくなる。また、公演期間中はある種のハイテンションになってるので、カチンと来るようなアンケートなどをみると冷静に見れない場合もあるので。お客様は確かに料金を払って見て貰ってるので、何を書いて貰っても構わないのだが、中にはヒドイものもある。そう言った理由から俺は、公演が終わって落ち着いてから読むようにしている。まぁ実際は公演中に読んだとしたとしても芝居を変えた事はありませんがね。
で・・・今回1回だけ見てしまった。ある日の昼の公演終了後、受付の金庫番をたまたましていた時に受付に置かれていたその回のアンケートが目に入った。金庫番だったのでそこから離れることが出来ず、手持ち無沙汰だったのがいけない。読んじゃった。それでそのアンケートに書いてあった面白かったモノを紹介しよう。抜粋で。
まず、俺がやった役は高木なのだが、高山と書かれていた。そして新聞記者の山下は情報屋、取締役事業本部長の菅原は秘書・・・誰だこいつらは?パンフレットにちゃんと役名と役柄を書いてあるのになぁ。ま、高山は俺と絡んでいた寺山という役名とごちゃ混ぜになってしまったんだろう。菅原も芝居的には秘書っぽいと言われてもしょうがないか。しかし新聞記者の山下はな・・・アイツが情報屋なら、初っ端にやったあの記者会見は、実は刑事が抱えている情報屋を集めて事情を説明し、情報屋に逆に情報を流すというシーンになってしまうな。変だよね、おかしいよね。
別のアンケートでは・・・●●さんキモい、俺クセ強すぎ、○○さんセンスなし・・・みたいな手厳しいのも。●●さんはこのアンケートを見て「俺ってキモいかなぁ」とマジで凹んでいた。
また別のアンケートでは・・・日本語の使い方、セリフの言い回しなど、ありがたい感想が書かれていたと思われるのだが・・・いかんせん字が汚くて全部読めず。ま、内容が内容だけにきれいな字で書いて欲しかった。

みたいなね・・・そんなアンケートがありました。勿論、嬉しい内容のモノもありました。アンケートを書いて下さった皆様、ご協力ありがとうございます。

あ、安藤君、小松君、早く肉よろしく。
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公演七不思議の6

2006-10-02 14:37:53 | Weblog
まぁ七不思議なんて仰々しい事言ってますが、まぁ面白かったとか、不思議とか珍しい出来事でも書くかと。その6。
ある日の稽古場。無線機を使って犯人グループを逮捕しようとするシーンの稽古。本番ではこのシーン、俺は最後にちょこっと出てくるだけなのだが、その当時はシーンの頭からガッツリ出ていた。ま、それはどうでもいいけど。このシーンは寺山役の安藤君が大活躍するシーンであり、結城役の小松君が俺が犯人の一人であると確信するシーンでもある。このシーンはとにかく安藤君のセリフ量が多い。しかも無線からの声と会話をするという事で、なんかやり辛そうだなと思って見ていた。で、その日、やたらとセリフを噛んで何度もやり直しをさせられるので、ちょっとイラッときた俺は「次噛んだら焼肉おごれ」と脅してみた。そしたら演出や他の役者達もそれに乗って、次に噛んだら全員分の焼肉を奢るという恐ろしい状況になってしまった。通常、他の見ている役者陣は当然、「噛んじゃダメよ」、「噛むとは何事」と思って稽古を見ているが、今回ばかりは全員噛むことを祈っていた。しかもあからさまに「噛め」とか「どこの肉行く?」とか「今日の晩飯、いや、明日の飯の分まで食うか」とヒソヒソ話し始める始末。そして演出の一声「じゃあ噛んで、いや、やってみようか」
結果、安藤君は見事に噛んだ。そして泣きのリベンジ。それも噛む。ところで、噛むというのは、あくびと一緒で伝染する。もうそのシーンを何度もやって、その度噛む安藤君の「噛み菌」が小松君に感染したようで、小松君もその頃噛んでいた。噛みのツートップだ。噛みの筆頭の和田さんを差し置いてランキング1位にのし上っていた。そうして小松君も焼肉を奢らなければいけない状況になっていった。
結局何度かチャレンジしたものの、すべてにおいて噛んだ安藤君。そして巻き添えを食らった小松君。

結局、まだその焼肉祭りは開催されていない。このままバックレようと企んでいるのかも知れないがそうはいかない。肉の恨みは怖いのだ。たとえ皆が忘れようと俺は覚えているだろう。安藤君、小松君早く肉を食べさせろ。
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公演七不思議の5

2006-10-01 06:31:55 | Weblog
まあ七不思議なんて仰々しい事言ってますが、まぁ面白かったとか、不思議とか珍しい出来事でも書くかと。その5。
これは多少なりとも知ってる人にしか分からないと思われる、ごくごく内輪の話。
舞台美術の松本さんが打ち上げのカラオケで大いに歌った事。確か水端君のblogにその模様が公開されてたはず。
もう言葉はいりません。俺達にとっては、それがもう衝撃。そして嬉しかった。
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