北川竜二で、「アレは何したので・・・」でした。

脳内で文章を作った時点で書くのが億劫になってしまうのですが、それでも時々書きます。

WS3

2009-03-29 11:38:37 | Weblog
先週日曜日都内某施設。
東京マラソンの日。
松村邦洋が死にかけた日。

9時~22時まで約半日の時間。

午前から夕方まで各班に分かれ夜の発表に向けての準備をしてもらう。本番さながらのリハーサルを行う班、打ち合わせと稽古を繰り返す班、様々だ。

芝居を創る。
演出の圧倒的な演出力で役者を動かす創り方。
演出が提示し役者も提示し共に創るやり方。
トリガーのやり方は後者だ。

3日間で芝居を創るなんて事の賛否はあると思うが、そこで生まれる熱、使った頭、身体は無駄ではないと思うし、トリガーの芝居の創り方にはそれが必要だと思う。

そして発表。
トリガーの芝居とは思えないくらいの笑いの渦でした。まあ観客はWS参加者ですから楽屋落ちと言われるかも知れませんが、各班どれも面白かったです。

皆さん、お疲れ様でした。

写真を色々撮ったんですが、このブログ、写真1枚しか載せられないんですよ。なのでとりあえずこの写真を。
コメント (1)
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WS2

2009-03-29 10:35:11 | Weblog
先週土曜日都内某施設。
ワークショップ2日目。

午前中より各班に分かれ稽古、演出に見せる等の作業に入る。
演出補佐として改めて各班の芝居を見せて貰うと、各班の創っていきたい方向性のようなモノが見えた。なのでこの方向性を肯定しつつ若干の演出をつけることで演出と話が一致した。
舞台空間は4面舞台に統一してあったので、改めて4面での動きや空間の使い方、そして芝居の修正を行い、また各班で稽古して貰う。

ここまでで面白かったのが、全ての班が台本に対して、コメディとしてアプローチしている事だ。簡単に言えば笑える芝居を創ろうとしていた。
先日書いた通り2本とも水端君の本。そのうち1本は以前使ったことがあった。その時はシリアスなアプローチだったので、各班の芝居は新鮮だった。もう1本は新作で内容もコメディと取れなくもないが、別にシリアスに創っても良かったのだ。

俺が入っていた班はその新作のほうで、同じ班の初日の病欠者が結局不参加になった為対応が遅れてしまった。代役で入って貰っていた人に本役になって貰い、改めて芝居を創る作業に入った。そしてかくいう俺の班もコメディ色が強くなっていく・・・

2日目の稽古場は初日よりも狭い場所で行った為、どうしても稽古できない班が出てくる。なので他の班の稽古を見る時間ができて、それがいい刺激になったようだ。自分の班に戻りさらに稽古の熱が上がっていく。

9時~22時まで。
約半日、とにかく芝居を作り続ける。

俺自身は、面白い芝居を創ろうとして、面白いことをしなければいけないと勘違いしてしまったようで、朝から夕方まで自分を見失ってしまった。色んな事を試しても納得いかず、夜には結局、何もしない事にした。何もしない、とは特に何か面白いことをするんじゃなく、ただ台本通りにやれば面白いはずだと信じて芝居することだ。

そして最終日。発表の日だ。
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