北川竜二で、「アレは何したので・・・」でした。

脳内で文章を作った時点で書くのが億劫になってしまうのですが、それでも時々書きます。

観劇

2007-08-27 10:29:06 | Weblog
昨日芝居を見てきた。古い友人の芝居。彼の最近の芝居を2~3回行けなかったので、今回は行ってみようかと夜勤明けの眠さに耐えながら、いざ劇場へ。
彼から連絡を貰った時にはすでに幾つかの公演日が売り切れており、見にいける日の選択肢がほとんどなく。もっと早く連絡よこさんかいと思いながら、これでつまらなかったらどうしてくれようと眠さからくるイライラもありつつ、客席へ。その劇場は間口が広い、つまり横幅が広いので端の方に座ると芝居中ずっと首を傾けないといけない。なので、座るなら後ろだなと思いきや、後ろはほとんどが招待席。若干空いた席にはもう人の姿が。やられた・・・諦めて前の方の席に座る。

芝居のタイトルが非常にアニメっぽくて、しかも友人は声優ですから、内容的にソッチ系かしらと思い少し緊張。だってその手の舞台で面白かった記憶がないからだ。客席をそれとなく見渡す。いるいる。その手の客層が。かつて俺も声優を目指していた時期があるので、そのあたりにはまだ少しながら鼻が利くのだ。

さて芝居。3本のオムニバス。タイトル通り設定がアニメっぽいが、それがいたって演劇的に見える設定におさまっていて、芝居として見れた。つまりイタくはなかった。なので、俺の睡魔も治まって集中して見ることができた。基本的に3本ともテンション芝居。
で・・・3本とも面白かった。オムニバスなのでオチが若干唐突であり、弱いかと思ったがよくできた本だと思ったし、役者も演出もしっかりしてる気がした。テンション芝居なので、数人の役者の喉がやられてる気配があり、心情を吐露するシーンとかは声の質感が変わらないので変化がなく、吐露しきれてなくて残念。テンション芝居は自分のテンションがもう上がってしまうので冷静になれない所があり、全部を勢いでやってしまう場合がある。つまりやりっ放しだ。そういう方が何人かいたが周りの役者がしっかりリアクションして支えてお互いをフォローしてたのがよかった。
まあ何だかんだで面白かった。観劇後、その友人に会い、「この舞台に俺は出れる?」と聞いてしまった。聞いた後で自分でびっくりしたのだが、最近テンション芝居してないし、これからトリガーの稽古も始まるので、何かそういった芝居に対する衝動がそれを言わせたのかも知れない。

トリガーも今週いよいよ顔合わせ。来月から稽古が始まる。現在主宰が必死で台本を書いている。先日出来てるところまでの台本を読んだのだが、どうもシックリこない。違和感がある。率直な感想を言ってその日は解散。で、昨日、芝居を見た後主宰にメールを送る。台本が大事。まずはそれが大事。その後も大事だが最初が肝心。

いい芝居を見せられると俄然闘志が湧く。負けてられん。不安も湧くけどね。うちの芝居大丈夫かしら?みたいな。勝ち負けじゃあないのだが、とにかく負けてられん。いい芝居にしないとな。
コメント
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