北川竜二で、「アレは何したので・・・」でした。

脳内で文章を作った時点で書くのが億劫になってしまうのですが、それでも時々書きます。

変なオジサン

2007-08-21 16:49:36 | Weblog
夜勤明けの帰りの電車での事。
朝早い電車だが、そこそこ人は乗っている。が、座れない事はない。いつものように電車に乗込み座る。電車が動き出し、ふと左を見るとオジサンが座っている。口がやたらと動いている。モゴモゴというニュアンスではなく、明かに会話をしている感じの口の動きだ。最初はその隣にいる女と会話をしているものと思っていた。が、そのオジサンの向かいに座っている別のおじさんがギョッとしてそのオジサンを見ているので、よく見るとそのオジサンと女は離れて座っていて、オジサンは一人で何やら喋っているようだった。
俺は一人で移動する時は音楽を聴いているので、何を喋っているのかは聞き取れない。なのでヘッドホンを外してみたが、余りに小声なので何を言ってるのか聞き取れなかった。

まぁ電車なんかに乗ってるとたまに見る光景だ。俺も今までに何度か見た事があるし。一人でブツブツ言ってる人・・・霊と会話していると聞いた事があるし、単に神経異常だとも聞いた事もある。何にせよしょうがない。しかし、今までに見た人って妙に真剣だったんですよ。しかめっ面に近く、喧嘩してるとも取れる。主張してるようにも見える。しかし今回のオジサンはめっちゃ笑ってるんですよ。声が聞こえないのでアレですが、その表情の8割が笑ってる・・・キモイ。
何がそんなに面白いんだ?盛り上がり過ぎだろう。

そうこうしてるうちに、俺が降りる駅になったのだが、電車を降りホームを歩きながら動き始めた電車を見る。そのオジサンはやっぱり笑っていた。どこまで笑うのか?何時まで笑うのか?

日常でずっと笑うことってないと思う。俗にいうツボにはまるとか、思い出し笑いとかで長時間笑ってしまうことがあるが、笑うという行為自体は一過性に近い。そして笑った事が楽しかったという事になり記憶に残る。
オジサンの笑いは一体何なのだろうか?
コメント
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