うちのおばはんはこの暑いのに夏風邪ひいたみたい

2017-07-26 21:15:40 | Weblog
こんばんは~、お久しぶりのマリーで~す。今日はねえ、うちのおばはんがなんだか風邪気味で頭が痛い、のどが痛いってブツクサうるさいからさあ、たまには仕事を代わってあげることにしたのよ。あの人、冷えると腰痛だ、座骨神経痛だって情けない声出す癖に、暑がりだからこのところ、朝になって目が覚めるとタオルケットも布団から外れちゃって、何もかけないで寝てるから、明け方気温が下がってくると簡単に風邪ひいちゃってるんだわ。暑がりの冷え症なんてほんとにどうしようもないわよねえ。

ほら、今年はいつもより気温がいやに高いじゃないの。こういう時が返って風邪ひいちゃうんだわさ。あの人、全然調子が良くなくてさあ、咳はそんなに出ないんだけど熱とのどが痛いのと鼻水だらだら、ティッシュの大箱を抱えてる始末よ。

この間、せっかく聖三木図書館でたくさん本を借りてきたのに、今のところ全然読めないままなのよ。だってさア、下を向くと情けないことに鼻水だらだらで読書どころじゃないのよね。しょうがないからこのところは、パソコンやタブレットで映画やビデオばかり見てるわよ。ちょうど、あの人のお気に入りのBBCのシャーロックのシーズン4が出たのよね。

今回のシャーロックは、シャーロックの友人のドクターワトソン、家族ぐるみで付き合ってきた大事な友達のドクターワトソンの家族の不幸、なんというかシャーロックが原因で奥さんが亡くなっちゃったの。

さすがに、シャーロックもワトソン先生も、シャーロックのお兄さんのマイクロフトやほかの周りの人たちも落ち込んじゃってるし、そういう時って悪いことが重なったりするじゃないの。シャーロックも気持ちが落ち込んでいるのに、とっても難しい大変な事件に飛び込んで行って、自分も殺されそうになっちゃうのよ。

けれども死んだ奥さんのためにがんばって立ち上がったワトソン先生や、ほかの人たちとも協力して誰でもいいから人間を殺したい病気、シリアルキラーの犯人を捕まえたのよね。

でもそれで終わりじゃなくて、シャーロックとお兄さんのマイクロフトには実は一番下に妹がいたってことがわかったの。兄弟は三人とも人並外れて優秀だったんだけど、ほら、よくいうじゃないの。なんとかとなんとかは紙一重って。小さい子供の時に危険な存在だってわかって隔離されちゃっていた妹はユーラス、東の風っていう意味の名前だったのね。この子はなんとほかの人間の心を自由に操れる超能力者だったの。それでその子は家族や友達からも引き離されて、まるで空を飛んでいる飛行機の中で回りの人たちが眠り込んでいるのに自分ひとり目を覚ましている一人ぼっちの子供のような状態で成長したのよ。

国家の安全を守る立場の職についている長兄のマイクロフトはもちろん、次兄のシャーロックと家族同然の友達のワトソン先生、みんなの協力で、そのままでは危険なユーラスはもう一度改めて隔離されてしまうんだけど、今回はユーラスにも兄弟で一緒に演奏したバイオリンを通して、自分はひとりだけどひとりじゃないっていうことがわかったんだわ。

シャーロックのシリーズがこの先また続くかどうかはいまのところわからないけれど、この物語のシリーズはどんな暗い話でも、その先にある希望を考えさせてくれるもの、これっきりにならないでほしいなあってうちのおばはんもあたしも思ってるところよ。

こんなところで今日のはなしはおしまいだわね。ほんじゃまたね。