60年経った

2013-03-22 23:41:56 | インポート

今日のタイトルの60年というのは、NHKの放送記念日特集「テレビ~60年目の問いかけ~」の60年のこと。子供のころはテレビをよく見ていたはずなのにいつの間にかあまり見なくなり、気がついたらテレビはいつの間にか地デジの時代、それどころか、BSとか、昔は想像もしなかった多様な放送がある時代になっていた。

それでもニュースとお気に入りのドラマ以外、テレビはなくても殆ど困らないのだけど、テレビの側というか、放送メディアで働いて生活している側の方々にとっての今の時代は大変な時代のようだ。テレビ以外のパソコンや、タブレットにスマートフォンが人々の生活時間の多くをとっていて、なんとテレビの視聴率はどんどん下がっているのだそうだ。

でも視聴率が下がっているから番組が見られていないかというと、ちゃんと番組は見られている、ただしテレビの放送時間中ではなくて、あとからビデオでという時代なのだという。実はこれ、私自身もほぼそのパターンだからなるほど、やっぱり、と思った。時間に縛られずに好きな番組が見られるのはとてもありがたい。

自分で録画はしないがパソコンでNHKオンデマンドは見ているし、テレビは相棒以外は殆どNHKしか見ていないから、それでも十分で、ただやっぱりお気に入りのドラマはテレビがあったほうがいいかなと思うだけだ。60年目のテレビの現実というか、番組制作側の、またスポンサー側の現実は簡単ではないようだ。

一言にいえば生活がかかってくるわけで、そのままにしておくわけにはいかない問題だ。見るだけの側の当方などはとにかく、見るに値する魅力のある番組を作ってもらいたい、見たいと思わせなければどうしようもないではないかと思ってしまうが、これも簡単ではないということか。

テレビのこれから、なかなか考えさせられる。これってキリスト教の宣教の問題などともどこか共通している気がするのだ。

追) 寝る前にちょこっとサイトを一回りしていたら、TBSオンデマンドをはじめて発見した。tbs_booさんのキャラクターの短編動画というのもあるのか、全然知らなかったなあ。noriko_vさん、気がつかないでごめんなさいね。