秋田県横手市雄物川町 2009年9月6日(日)
2009年9月6日(日)、財団法人奥州市文化振興財団 奥州市埋蔵文化財調査センター主催の所長日曜講座 特別企画のバスツアー「後三年合戦の地を訪ねて」に妻と共に参加しました。参加者は男性の老人がほとんどで、女性は世話役の若い女性2人を含めても5~6人だけ。埋蔵文化財調査センターを予定通り8:00に出発、東北自動車道の水沢ICから入り、秋田自動車道の横手ICでおり、横手市雄物川町沼館にある中央公園でトイレ休憩(9:20~9:50)する。
古民家村内にある木戸五郎兵衛神社
なぜか30分も時間があったので隣接している民家苑木戸五郎兵衛村を散策しました。神社の屋根に似た屋根をもつ旧近野家(約300年前の江戸時代中期の木造平屋・曲屋、39.7坪)や旧黒石家、旧佐藤家、旧寺田家などを見ました。寺田家と思われる古民家の前に植えられたナツメ(棗)が実を沢山付けていました。
ナツメ(棗) クロウメモドキ科 ナツメ属 Zizyphus jujuba var.inermis
アフリカ、中国北部原産の落葉小高木で、日本には平安時代に渡来したとのことで、万葉集にも詠まれている。中国では重要な果樹の一つだが、日本では果樹としては普及しなかった。高さは普通3~5m、大きいものは10mにもなる。葉は互生し、長さ2~5㎝の楕円形または卵状楕円形で光沢があり、3本の脈が目立つ。縁には浅い鈍鋸歯がある。
6月頃、葉腋に黄緑色で5~6㎜ほどの小さな花を数個ずつ開く。花弁、雄しべ、萼片は共に5個。雌しべは1個。花弁は萼片より小形。果実は長さ2~3㎝の楕円形で、秋に黄褐色~暗赤色に熟す。生で食べたり、乾燥して菓子用にするほか、薬用にも利用される。和名の夏芽は芽が出るのが初夏ということに由来する。中国名は「棗」。
母種のサネブトナツメには托葉の変化した刺が多い。
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