2010年6月5日(土)、サンビル(岩手県産業会館)で開催される「第38回白寿会総会」に参加するため、1年ぶりぐらいに電車で、妻と一緒に盛岡に行きました。妻は時々電車を利用しているので、妻の後に随いて歩きました。盛岡駅前の「でんでんむし号」(岩手県交通の盛岡都心循環バス)発着所で乗り、「岩手公園/教育会館前」で降りました。(大人100円)。11時の開会時間まで時間があるし、天気も良いので、すぐそばにある「岩手公園(盛岡城跡公園)」を散策することにしました。
岩手公園(盛岡城跡公園)案内図を見ていた妻が「近くに宮沢賢治詩碑や賢治井戸があるから行ってみる。」というので、一緒に行きました。(大沢川原1丁目)
「南部藩彦御蔵跡」の石碑がある辺りで、地植えのオオヤマレンゲ(大山蓮華)が花を咲かせていました。オオヤマレンゲは関東地方以西~九州に自生する落葉小高木だからでしょうか、地植えのものを見たのは初めてです。
オオヤマレンゲ(大山蓮華) モクレン科 モクレン(マグノリア)属 Magnolia sieboldii
別名:ミヤマレンゲ(深山蓮華)深山に生える落葉小高木。花が美しいので庭にもよく植えられ、八重咲きの園芸品種もある。高さは3~4mになり、よく枝分かれする。葉は有柄で互生し、長さ7~15㎝の倒卵形または広倒卵形で全縁、先は急に細くなって鋭く尖る。裏面は白い毛があり、粉白色を帯びる。
5~7月、枝先に直径8~10㎝近くある白いカップ場の花がうつむき加減に咲く。花には芳香があり、花弁は6~9個で倒卵形。やや小形の白い萼片が3個ある。雄しべは多数あり、葯は普通紅色だが、紅色が薄いものもある。一般に庭木として売られているのは、母種で朝鮮半島や中国原産のオオバオオヤマレンゲ。10~11月には種子が2個入った袋果の集合果が熟して割れ、赤い種子を出す。
園芸品種のミチコレンゲcv.Plenaは花が八重咲き。用途:庭木、花材。分布:本州(新潟・群馬県以西)、四国、九州、朝鮮、中国。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」ほかより
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/988c621f410ad9239149ed55a5497f2c [peaの植物図鑑:奈良薬師寺のオオヤマレンゲ(大山蓮華)]
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