2010年5月15日(土)、東山町松川公民館(一関市東山町松川)の講堂で開催された東山植物友の会(会長・鈴木四郎)の「第31回山野草展」に行ってきました。沢山展示されている中に「クマガイソウ」の名札を付けた植物が3~4鉢ありましたが、2鉢は「タイワンクマガイソウ(台湾熊谷草)」でした。
タイワンクマガイソウ(台湾熊谷草) ラン科 アツモリソウ属 Cypripedium japonicum (Cyp.formosanum)
台湾の標高800~3000mの草原や山地に生える多年草。日本のクマガイソウのように地下茎が這うが、半分の長さで新芽を付ける。高さ25~40㎝。栽培では4~5月にかけて淡い桃色の花を咲かせる。日本のクマガイソウは生長した地下茎が鉢縁にあたって新芽が潰れるため鉢栽培が不可能なので、愛好者の間では本種の栽培が一般的である。なお、クマガイソウの鉢栽培は不可能だが、庭植え栽培はよく行われている。
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