peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市「釣山公園」のヒガンバナ(彼岸花) 2016年9月21日(水)

2016年09月22日 | 植物図鑑

2016年9月21日(水)一関市「釣山公園」の上水道施設内に生えているヒガンバナ(彼岸花)が、彼岸に合わせたように朱赤色の花を沢山咲かせていました。

 ヒガンバナ(彼岸花)ヒガンバナ科 リコリス(ヒガンバナ)属 Lycoris radiata

秋の彼岸の頃に花が咲くことからこの和名がある。マンジュシャゲ(曼殊沙華)ともいう。中国原産の多年草で、古い時代に日本に入ったと考えられている。田の畔(あぜ)や土手、人家の周辺、墓地などに生え、群生することが多い。花期9~10月。花茎は高さ30~50㎝になり、先端に朱赤色の花が多数集まってつく。花には長さ4㎝ほどの細い花びらが6個あり、強く反り返っている。雄しべと雌しべは花の外に突き出る。花が終わった晩秋に葉が伸び出し、越冬して翌年春には枯れてしまう。葉は光沢のある深緑色で厚く、長さ30~60㎝の線形。有毒植物だが、鱗茎を磨り潰して、水で良く晒せば食用になる。昔、飢饉のとき利用したという。分布:日本全土。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]



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