2013年5月4日(土)、一関市「千厩野草の会」(会長・金野昌敏)主催の「春の山野草展」が、千厩ショッピングモール・エスピアで開催されたので見に行ってきました。会場(ホール)には 100鉢以上と思われる山野草類が展示されていました。それらの中に一鉢だけでしたが、淡紫白色の花を沢山つけたトガクシショウマ(戸隠升麻)がありました。
トガクシショウマ(戸隠升麻) メギ科 トガクシショウマ(トガクシソウ)属 Ranzania japonica
トガクシソウ(戸隠草)ともいう。学名は江戸時代の本草学者、小野蘭山にちなんでつけられた。深山の林内に生える多年草で、日本特産種。地中には横に這う節の多い根茎がある。高さは30~50cmになり、上部に葉が2個対生する。葉は長い柄のある3出複葉。小葉は長さ8~12cmの卵円形で、縁には粗い欠刻状の鋸歯がある。花期は5~6月。完全に葉が開く前に、葉の間から花序を出し、直径2.5cmほどの淡紫色の花を3~5個下向きに咲かせる。花弁のように見えるのは萼片で、花弁は小さく目立たない。分布:本州(中部地方以北)。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の野草」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34416235&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:千厩野草会のトガクシショウマ(戸隠升麻)/トガクシソウ(戸隠草)]