2010年7月20日(火)、一関市末広にある民家の庭に植えられているハツユキカズラ(初雪葛/フイリテイカカズラ(斑入定家葛)が、斑入りの五色葉を展開していました。
ハツユキカズラ(初雪葛) キョウチクトウ科 テイカカズラ(トラケロスペルマム)属 Trachelospermum cv.Hatsuyuki
テイカカズラ属の植物は、インドから日本に20種分布する。テイカカズラ(定家葛) T.asiaticum は、北海道など寒地を除く日本の林内に、普通に見られる常緑蔓性植物。茎から付着根を出し、木や岩を這いのぼる。葉は対生し毛がない。はじめ白色、のち淡黄色の甘い香りのある花をつける。このため、庭園に植えたり盆栽に用いられる。
園芸品種が江戸期から多く見つけられ、現在も栽培されている。細葉(ホソバカズラ)、小葉、さらに黄金葉、斑入り葉、蔓なしの八房、新芽色が白色、桃色になる五色葉ハツユキカズラなどの品種がある。栽培:挿木で殖やす。花期:5~6月。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]
ハツユキカズラ 別名:斑入りテイカカズラ キョウチクトウ科 Trachelospermum :常緑つる性木本。つる長:10~30㎝。植えつけ:4~6月、9~10月。鑑賞期:周年。特徴:テイカカズラより葉の小さな斑入り葉種。つる状の新梢から赤みを帯びた白い斑の多い葉が出る。強健で刈り込みに強い。栽培ポイント:本州以南では庭植えでも冬越し可能だが、葉が傷みやすいので、鉢に植え替えて室内に取り込む。夏の暑さには強いが、直射日光下では葉焼けを起こすので、遮光をする。できるだけ日当たりのよい場所で、水切れさせないようにたっぷり水やりし、月1回、緩効性化成肥料もしっかり施して育てるほうが斑がよく入る。[主婦の友社発行「色がわかる四季の花図鑑」より]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます