2018年4月14日(土)、いちのせき健康の森(一関市厳美町字祭畤251番地)主催の「平成30年度自然観察会・ミズバショウをみよう」(9:30~12:00、参加費:中学生以上・75円=温泉入浴料を含む)に参加しました。前日までの雨降りの予報と違って、「降水量0パーセント」になり、風も無くて助かりました。
ミズバショウ(水芭蕉)の観察に向かう途中の農道脇などに生えているキクザキイチゲ(菊咲一華)が、紫や白い花を咲かせていました。
キクザキイチゲ(菊咲一華)/キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)キンポウゲ科 イチリンソウ
(アネモネ)属 Anemone pseudo-altaica
山地の落葉樹林の下や林縁に生える多年草で、高さは10~30cmになる。茎には3出複葉が3個輪生し、小葉は羽状に深く切れ込み鋸歯がある。根生葉は2回3出複葉で長柄がある。
花期は3~5月。茎頂に直径3cmほどの花を1個上向きに開く。花弁状の萼片は線状長楕円形で8~13個、萼片の色は、淡紫色、青紫色、ピンク、白など変化が多い。雄しべ、雌しべとも多数。葯は白色で花柄には白い毛がある。
和名は、茎の先に菊に似た花が1個つくことによる。「キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)」とも呼ばれる。 分布:北海道、本州(近畿地方以北)
なお、「キクザキイチゲ/キクザキイチリンソウ」と同じような所に生え、花もよく似ている「アズマイチゲ(東一華)」があるが、茎に3出複葉が3個輪生する点もキクザキイチゲと同じだが、小葉は粗い鋸歯がある程度で、キクザキイチゲのように深く切れ込まないので区別できる。また葉が柔らかく、垂れ気味につくものが多いのも特徴。
https://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/9510bb6b47c109ab6ea40a386172fa69 [peaの植物図鑑:キクザキイチゲ(菊咲一華)]
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