2014年9月28日(日)、一関市博物館主催「史跡めぐり~磐井の里の石めぐり」の第1回目が実施されました。この日は千厩町(磐清水・奥玉)方面の9か所を巡りました。最初に訪れたのは、磐清水の重箱石(一関市千厩町磐清水字重箱石)で、次が磐清水の猫石(一関市千厩町磐清水字祭田)、そして3番目は磐清水の弘法の休み石(一関市千厩町磐清水字長平)でした。地元の郷土史家の説明を聞きながら見学してきました。
(上)現在の自動車が走る道路から見た弘法の休み石。その前の道が旧道とのこと。
(上)旧道の傍にある民家。その門口を通って見学者一行が「弘法の休み石」に行きます。
弘法の休み石(一関市千厩町磐清水字長平):弘法休石 長平の川沿い、旧道の傍にあって腰掛様の石で弘法大師のお休み場といわれる。鷹巣神社縁起に関係。(「磐清水村誌」)
※鷹巣(鷹巣山)神社:通称、雷神様、鳴神様。弘仁9年(818)当時、しばしば落雷があり、人々怖れおののいていたところへ、沙門空海がこの地に遍歴して祈誓の法を授け、霊験顕著であったので、雷神社を祀ったと伝えられる。(「千厩町史」第3巻)
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