http://www.library-kanegasaki.jp[金ケ崎町立図書館]
http://blog.livedoor.jp/kanko_kanegasaki2010/?p=2[安倍氏の器検討会]
2012年1月28日(土)、金ケ崎町教育委員会主催の「安倍氏の器検討会~鳥海柵出土遺物を中心に~」という催事がありましたので、妻と一緒に行ってきました。会場は金ケ崎町中央生涯教育センター多目的ホール(胆沢郡金ケ崎町西根南羽沢55番地)でしたが、かなり早く到着したので、図書館(西根西地蔵野5番地)に立ち寄ったりしました。この図書館と金ケ崎小学校との間にある道路沿いに、10本ほどのドイツトウヒ(ヨーロッパトウヒ)が植えられており、大きな果実を沢山つけていました。
この催事は、”鳥海柵(とのみのさく)遺跡発掘調査で、安倍氏の時代(11世紀前半~中頃)の土器が大量に出土していますが、これらの土器について、東北各地の同時期の遺跡を中心とした土器と比較しながら、安倍氏の器と阿倍氏の時代について検討する。”目的で開催されたもので、平成24年1月18日(土)~29日(日)の2日間の予定で行われたのでした
http://www.town.kanegasaki.iwate.jp/hp/chuou/index.html
http://www.town.kanegasaki.iwate.jp/hp/chuou/00000000000000000268/APPENDIX_FILE.pdf
ドイツトウヒ マツ科 トウヒ属 Picea abies
別名:ヨーロッパトウヒ、オウシュウトウヒ(欧州トウヒ)。ヨーロッパ原産の常緑高木。原産地では高さ40m、直径80cmに達する。樹皮は褐色で、老木になると帯紅褐色または灰色になり、厚い鱗片状に剥がれ落ちる。葉の長さは約2cm、横断面は菱形。先端は尖り、多少曲がる。雌雄同株。
花期は5~6月。果実は球果で、世界のトウヒ属の中で最も大きく長さ10~20cm、直径3~4cm。その年の10月頃に褐色に熟す。大きな球果は何よりの特徴で、西洋の柱時計の鎖の錘(おもり)はこの球果をかたどったもの。
用途:公園樹、庭園樹、北海道では鉄道沿いに防雪林として植えられている。ヨーロッパでは最も価値のある針葉樹で、建築材、楽器材として利用され、クリスマスツリーにもよく使われる。
[山と渓谷社発行「山渓ハンディ図鑑5・樹に咲く花(合弁花・単子葉・裸子植物)」より]