2012年11月3日(土)、一関市博物館(館長大石直正、字沖野々215番地1)に行きました。同所主催の館長講座(全4回)第3回、「奥州藤原氏3題・藤原4代を支えた人々~安藤氏~」を聞くためでした。国道342号線側にある博物館の園庭に植えられているサンシュユ(山茱萸)が、真っ赤に熟した果実を沢山つけていました。
サンシュユ(山茱萸) ミズキ科 ミズキ属 Cornus officinalis
別名:ハルコガネバナ(春黄金花)、アキサンゴ(秋珊瑚)。朝鮮半島、中国原産の落葉小高木~高木。日本には享保年間(1720年頃)に薬用植物として渡来したが、今ではその花を楽しむため庭木や公園樹にされる。高さ5~15mになる。樹皮は帯褐色で鱗片状に剥がれる。葉は長さ3~10㎝の卵状楕円形で、先は鋭く尖る。裏面は有毛で、主脈の基部に褐色の毛のかたまりがある。
3~4月、葉に先立って枝一面に散形花序をつけ、黄色の小さな花を20~30個丸く集まって開く。花序の基部に褐色の総苞片が4個ある。花弁と雄しべは4個。果実は長さ1.5cmの楕円形で10~11月に赤く熟す。実は薬用にする。用途:庭木、花材。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&日本文芸社発行「葉・実・樹皮で確実にわかる樹木図鑑」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38622829&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市博物館のサンシュユ(山茱萸)の真っ赤な実]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40063118&blog_id=82331[peaの植物図鑑:一関市花泉町「ぼたん園」のサンシュユ(山茱萸)の花]
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