goo blog サービス終了のお知らせ 

peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ヌルデ(白膠木)の実と紅葉

2006年09月16日 | Weblog




 画像は、美しく紅葉したヌルデ(白膠木)の葉と核果。ウルシによく似ているが、葉の軸に翼があるので見分けやすい。実は熟すと塩辛い白い粉をかぶる。

ヌルデ(白膠木)ウルシ科 ウルシ属 Rhus javanica
山野に生える落葉小高木。高さはふつう約5mぐらいであるが、10mぐらいにもなるという。
 葉は奇数羽状複葉で互生し、葉軸に翼があるのが特徴。秋には美しく紅葉する。小葉は4~6対あり、長さ5~12cmの長楕円形で、裏面に軟毛が密生している。葉にできた虫こぶを「五倍子(ふし)」と呼び、染料などに利用するので、「フシノキ」の別名がある。

 8~9月、枝先の円錐花序に黄白色の小花を多数開く。雌雄別株。果実は直径4mmほどの扁平形の核果で短毛が密生し、塩辛い白粉をかぶっている。

 分布:日本全土、朝鮮、中国、台湾、ヒマラヤ、インドシナ

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。