2011年7月3日(日)、野村胡堂・あらえびす館(岩手県紫波郡紫波町彦部字暮坪193-1)に行きました。付近を散策しながら草花などを撮って歩きました。当日は時々雨降りの天気ながら、散策中は少しだけ雨に当たっただけでした。
野村胡堂・あらえびす館を出るとすぐ、「岩手保育学園」があり、その前の道を右に折れて、今度は北上川が流れている西の方角を目指します。
(上と下)、北西側の遠くに聳えている高山は、岩手山のようです。同館のホームページに”近くに清流北上川が洋々と流れ、北に岩手山が悠然とそびえ、西には生家が眼下に眺望できる景勝の地に・・・”と書かれています。とりあえず、野村胡堂生家目指して歩き出しました。
(上と下)国道456号線に出会い、振り返って見た野村胡堂・あらえびす記念館出入り口付近。ここからは500mほどのようです。
(上と下)道路脇の田圃の縁に「野村胡堂の生家」の看板。距離などは書いてありませんでしたが、漠然と見学を考えていました。結果的にはすぐ近くまで行きながら見ないでしまいました。
(上)青々とした田圃が途切れて民家があり、鮮紅色の花を沢山咲かせたタチアオイ(立葵)に出会いました。良くわかりませんが、この地域は「大巻白旗(白幡)」地区のようです。
タチアオイ(立葵) アオイ科 タチアオイ属 Althoea rosea
中国あるいは小アジア原産と考えられている2年草。古くから庭の草花として栽培されてきた、夏空によく似合う花の一つである。春に種子から生えた苗は、丸みのある葉を根生するだけだが、翌年の初夏になると茎が2mほどに伸びる。葉は互生し、掌状に切れ込み、基部はハート形。花期は6~8月。茎の上部に直径6㎝ほどの花が穂になってつき、下から上へと咲き進む。本来は一重咲きの5弁花だが、八重咲きや万重咲き、花弁に細かい切れ込みが入るものなど、いろいろな改良品ができている。花の色はピンク、赤、白、クリーム、黄などがあり、群生すると壮観である。最近の系統には、春に種子を播いて、その年の夏には開花する一年草の性質を持つものがあり、この系統が広まりつつある。また鉢植えにも向く小形の品種もある。雄しべが完全に弁化した万重咲きの品種は結実しない。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]
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