一関市東山町「柴宿団地」 2009年11月6日(金)
2009年11月6日(金)、一関市東山町長坂字柴宿にある「柴宿団地」と呼ばれている住宅団地の中にある民家の前に植えられているカエデ(楓)の園芸種・タムケヤマ(手向山)がきれいに紅葉していました。葉は普段も紅緑色~紫紅色をしていてきれいなのですが、紅葉した葉はより一層きれいに見えました。
カエデ(楓)の園芸種・タムケヤマ(手向山) カエデ科 カエデ(アセル)属
Acer palmatum cv.Tamukeyama(var.matsumura cv.ornatum)
カエデの園芸種:江戸時代から明治時代にかけて、イロハモミジ、オオモミジ、ヤマモミジなどを改良した多くの園芸品種がつくられ、広く親しまれている。タムケヤマ(手向山)は、ヤマモミジ系で、葉はイロハカエデより大きく、直径5~10㎝で普通7裂する。花は濃紅色。花や翼果もイロハカエデより大きい。枝が枝垂れる品種も多く、春から紅葉するものを「紅枝垂」といい、緑葉のものを「青枝垂」という。
タムケヤマ(手向山)は、一般に「紅枝垂」と呼ばれるものの中で最もよく植えられている品種。新芽は紅色で鮮やかだが、開ききると紫紅色となり、夏はやや紅緑色。葉は7~9裂する。裂片は細く、縁には欠刻状の鋸歯がある。
[以上、山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]
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