一関市末広町一丁目 2009年11月6日(金)
ツタ(蔦)/ナツヅタ(夏蔦) ブドウ科 ツタ属 Parthenocissus tricuspidata
山野に生える落葉蔓性植物。秋の紅葉が美しいので、塀や石垣などに這わせているのをよく見かける。盆栽にもする。冬は落葉するのでナツヅタ(夏蔦)ともいう。和名は「伝う」からきたとのこと。蔓は太いものは直径4㎝ほどにもなる。葉に対生して出る巻きひげの先端に吸盤があり、木や岩にはりつく。葉は互生し、長さも幅も5~20㎝の広卵形で、普通3中~全裂し、縁には粗い鋸歯がある。6~7月、短枝の先に複集散花序を出し、黄緑色の目立たない花をつける。果実は直径約6㎜の球形で、10月頃に黒紫色に熟し、白い粉をかぶる。用途:庭木、盆栽。分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国。
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