2018年7月10日(火)、一関市大東町渋民市民センター主催の「平成30年度室蓬カレッジ現代文学講座(第3回)が開催されました。”岩手にゆかりの芥川賞・直木賞作品を読む”と題した講座で、今回は第158回直木賞受賞作の『銀河鉄道の父』(門井慶喜・著)。講師は内田正好氏(一関文化会議所理事長、川崎町在住)。
プリントされた文章を講師の内田先生が、良く通る声で読み進めます。難聴で補聴器をつけている私でも、はっきり聞き取れるので、みんなにも好評です。
特に、この日朗読していただいた「永訣の朝」は、方言が入ったものなので良かったです。かなり前のことですが、盛岡出身の俳優・長岡輝子さんの朗読を聞いて感動したことを思い出しましたが、それに勝るとも劣らない朗読だと思いました。
この小説は、超有名人である宮沢賢治を主人公にした物語ではなく、その父・宮沢政次郎(みやざわ・まさじろう)を主人公にした物語です。この本のキャッチコピーにあるように”父でありすぎる父親が宮沢賢治に注いだ無上の愛。感動の「親子」小説!”といえましょう。(内容は省略)
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