エンジュ(槐)マメ科 クララ属 Sophora japonica
画像は、生協一関店(コープ・コルザ)の大駐車場から中里公民館の方へ行く道路の街路樹のエンジュ(槐)の豆果。数珠状の実が沢山ついていた。
中国北部原産の落葉高木。高さはふつう10~15m。大きいものは25mにもなる。樹皮は暗灰色で縦に細かく裂ける。葉は奇数羽状複葉で互生する。小葉は4~7対あり、長さ3~5cmの卵形で表面は緑色、裏面は緑白色となる。
7~8月頃、枝先の円錐花序に淡黄白色の蝶形花を多数開く。花は長さ1~2cm。果実は長さ4~7cmの豆果で、種子と種子の間で数珠状にくびれ肉質になるのが特徴。
古くから街路樹や庭園樹、公園樹として植えられており、蜜源植物としてもしられる。つぼみは止血、高血圧の薬、豆果は止血薬、つぼみと樹皮は染料に利用される。
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