peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

エンジュ(槐)の実

2006年11月01日 | Weblog


エンジュ(槐)マメ科 クララ属 Sophora japonica

 画像は、生協一関店(コープ・コルザ)の大駐車場から中里公民館の方へ行く道路の街路樹のエンジュ(槐)の豆果。数珠状の実が沢山ついていた。

中国北部原産の落葉高木。高さはふつう10~15m。大きいものは25mにもなる。樹皮は暗灰色で縦に細かく裂ける。葉は奇数羽状複葉で互生する。小葉は4~7対あり、長さ3~5cmの卵形で表面は緑色、裏面は緑白色となる。

 7~8月頃、枝先の円錐花序に淡黄白色の蝶形花を多数開く。花は長さ1~2cm。果実は長さ4~7cmの豆果で、種子と種子の間で数珠状にくびれ肉質になるのが特徴。

 古くから街路樹や庭園樹、公園樹として植えられており、蜜源植物としてもしられる。つぼみは止血、高血圧の薬、豆果は止血薬、つぼみと樹皮は染料に利用される。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿