goo blog サービス終了のお知らせ 

peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県立花きセンターのデルフィニウム/ヒエンソウ(飛燕草) 2014年6月28日(土)

2014年08月06日 | 植物図鑑

P1000262a

P1000259a

P1000265a

P1000266a

P1000311a

2014年6月28日(土)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。今回は、「花の館エリア」の露地ほ場に植栽されている植物から見学しました。この日は朝から天気が良くて暑い日だったので、温室内は全ての窓が解放されていました。そのため、いつもは見学できない4号ハウスで栽培中のデルフィニウムを見ることが出来ました。「夏秋切りデルフィニウム品種特性実証」と書かれた貼り紙がありました。

P1000256a

P1000267a

P1000255a

P1000257a

P1000258a

P1000260a

P1000263a

P1000264a

オオヒエンソウ(大飛燕草)/デルフィニウム キンポウゲ科 オオヒエンソウ(デルフィニウム)属 Delphinium grandiflorum<

中国北部原産の多年草だが、近縁種との交雑により、豪華な花穂をもつ耐寒性のある園芸品種となっている。園芸店などでは属名の「デルフィ ニウム」の名で売られていることが多い。夏の暑さには弱く、日本では秋播きの越年草として古くから栽培されている。 茎は直立性で、草丈30~100㎝にもなり、直径3㎝ほどの花がびっしりとつく。茎や葉には軟毛があり、葉は有柄で掌状に細かく切れ込んでいる。

花は左右相称で、花の色は青色を基本とした総状または穂状花序をなす。 紫色や藤色、ピンクなどもある。デルフィニウムの仲間は花弁は貧弱で、 萼片が花弁のように見える。萼片は5、上萼片のうしろには細い筒状の距が突き出ているが、距のない品種もある。花弁は4、中心部に離生する。

園芸品種は同属のエラツム(エラータム) D.elatumが基本となり、フォルモサム D.formosum、グランディフロールム D.grandiflorum、カーディナレ D.cardinale、ケイランサム D.cheilanthumなど、多くの種が交雑され発展した。

特に第二次世界大戦後に品種改良が進み、ブラックモア・ラング ドン系、ジャイアント・パシフィック系、ビショップ系などの系統があ り、’ベラドンナ’、’ブルー・ファウンテンズ’、’ローズ・スパイアー’、 ’パシフィック・ジャイアント’など4000を超える多くの品種が育成されている。

[栽培]日なたと水はけのよい用土を好む。寒さに強く秋に苗を植える。花後に花茎を元から切ると二番花が咲く。暑さに弱く冷涼地では宿根するが、関東以西では一年草扱い。繁殖は株分け、挿木。[花期]6~8月。

オオヒエンソウ(デルフィニウム)属 Delphiniumヨーロッパ、アジア、北アメリカ、アフリカの山岳地帯に250種あまりが分布する。多年草。古くは「ヒエンソウ(コンソリダ)属 Consolida」は本属に含まれていた。

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=42701644&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市大東町摺沢のオオヒエンソウ(大飛燕草)/デルフィニウム(その1)2013年6月20日(木)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%D2%A5%A8%A5%F3%A5%BD%A5%A6 [peaの植物図鑑:一関市大東町摺沢のオオヒエンソウ(大飛燕草)/デルフィニウム 2008年6月26日]


金ケ崎町六原「道所森館跡」のニワトコ 2014年6月28日(土)

2014年08月06日 | 植物図鑑

P1540968a

P1540955a

P1540950a

P1540945a

P1540976a

P1540943a

2014年6月28日(土)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。行った道を帰ったのですが、東北自動車道路に近い県道159号線の六原道所森道下にある「道所森館跡」に植栽されているニワトコが真っ赤に熟した果実を沢山付けていました。

P1540959a

P1540963a

P1540949a

P1540962a

P1540947a

P1540970a

ニワトコ スイカズラ科 ニワトコ属 Sambucus seiboldiana

山野に生える落葉低木、よく枝分かれして、高さ3~6mになる。枝は柔らかく太い髄がある。樹皮はコルク層が発達し、老木では縦に割れ目が入る。葉は奇数羽状複葉で対生する。小葉は3~5対あり、長さ4~15㎝の長楕円形。

花期は3~5月。葉が開くのと同時に淡黄白色の小さな花が多数集まって咲く。花は直径3~5㎜の筒形。液果は赤熟する。北海道と本州の北部には花穂に小さな粒状突起が多いエゾニワトコ((蝦夷ニワトコ)var.muqueliiが分布する。分布:北海道~九州。

ニワトコは古来より骨折や筋肉の損傷時に罨法(あんぽう)として利用されたので、「接骨木(せっこつぼく)」の名がある。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&家の光協会発行「カラー版薬草図鑑」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=44180595&blog_id=82331[peaの植物図鑑:一関市東山町のニワトコ 2014年5月7日(水) ]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=42671793&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町のニワトコ/セッコツボク(接骨木)の実 2013年6月20日(木)&22日(土)]