peaの植物図鑑

岩手県立花きセンターのデルフィニウム/ヒエンソウ(飛燕草) 2014年6月28日(土)

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2014年6月28日(土)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。今回は、「花の館エリア」の露地ほ場に植栽されている植物から見学しました。この日は朝から天気が良くて暑い日だったので、温室内は全ての窓が解放されていました。そのため、いつもは見学できない4号ハウスで栽培中のデルフィニウムを見ることが出来ました。「夏秋切りデルフィニウム品種特性実証」と書かれた貼り紙がありました。

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オオヒエンソウ(大飛燕草)/デルフィニウム キンポウゲ科 オオヒエンソウ(デルフィニウム)属 Delphinium grandiflorum<

中国北部原産の多年草だが、近縁種との交雑により、豪華な花穂をもつ耐寒性のある園芸品種となっている。園芸店などでは属名の「デルフィ ニウム」の名で売られていることが多い。夏の暑さには弱く、日本では秋播きの越年草として古くから栽培されている。 茎は直立性で、草丈30~100㎝にもなり、直径3㎝ほどの花がびっしりとつく。茎や葉には軟毛があり、葉は有柄で掌状に細かく切れ込んでいる。

花は左右相称で、花の色は青色を基本とした総状または穂状花序をなす。 紫色や藤色、ピンクなどもある。デルフィニウムの仲間は花弁は貧弱で、 萼片が花弁のように見える。萼片は5、上萼片のうしろには細い筒状の距が突き出ているが、距のない品種もある。花弁は4、中心部に離生する。

園芸品種は同属のエラツム(エラータム) D.elatumが基本となり、フォルモサム D.formosum、グランディフロールム D.grandiflorum、カーディナレ D.cardinale、ケイランサム D.cheilanthumなど、多くの種が交雑され発展した。

特に第二次世界大戦後に品種改良が進み、ブラックモア・ラング ドン系、ジャイアント・パシフィック系、ビショップ系などの系統があ り、’ベラドンナ’、’ブルー・ファウンテンズ’、’ローズ・スパイアー’、 ’パシフィック・ジャイアント’など4000を超える多くの品種が育成されている。

[栽培]日なたと水はけのよい用土を好む。寒さに強く秋に苗を植える。花後に花茎を元から切ると二番花が咲く。暑さに弱く冷涼地では宿根するが、関東以西では一年草扱い。繁殖は株分け、挿木。[花期]6~8月。

オオヒエンソウ(デルフィニウム)属 Delphiniumヨーロッパ、アジア、北アメリカ、アフリカの山岳地帯に250種あまりが分布する。多年草。古くは「ヒエンソウ(コンソリダ)属 Consolida」は本属に含まれていた。

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=42701644&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市大東町摺沢のオオヒエンソウ(大飛燕草)/デルフィニウム(その1)2013年6月20日(木)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%D2%A5%A8%A5%F3%A5%BD%A5%A6 [peaの植物図鑑:一関市大東町摺沢のオオヒエンソウ(大飛燕草)/デルフィニウム 2008年6月26日]


今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

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