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peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ツバキ(椿)・「紅乙女(こうおとめ)」

2009年03月13日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」の椿「紅乙女(こうおとめ)」
 2008年2月28日





2008年2月28日(木)、大船渡市末崎町字大浜にある「世界の椿館・碁石」
の大温室で「紅乙女(こうおとめ)」という名の椿が、濃紅色の花を沢山
咲かせていました。
名札には「紅乙女(こうおとめ)花期:12~4月、花色:濃紅色、花形:
八重~千重咲き、産地:江戸」と書かれていました。








「世界の椿館・碁石」のツバキ「紅乙女(こうおとめ)」
 2007年2月27日





2007年2/27(火)、大船渡市末崎町にある「世界の椿館・碁石」に
行きました。大温室の出入口の所に大きな植木鉢に植えられた「紅乙
女(こうおとめ)」という名のツバキが今を盛りと花を沢山咲かせて
いました。
名札(プレート)には、「紅乙女(こうおとめ)濃紅色、八重~千重
咲き、中輪、12~4月咲き」と書かれていました。









ツバキ・「紅乙女(こうおとめ)」ツバキ科 ツバキ属
 Camellia japonica 'Ko-otome'
誠文堂新光社発行「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(日本ツバキ協会
・編)には、下記の通り記載されています。
紅乙女(こうおとめ)江戸
[花]濃紅色の八重~千重、中輪、12~4月咲き。
[葉]楕円~卵形、中形。[樹]立性、強い、街路樹や
公園に多い。[来歴]1859年の「椿伊呂波名寄色附」
に載る。英名はチャフル。
[NHK出版発行「NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12
か月ツバキ、サザンカ(桐野秋豊、箱田直紀・著)より]
千重~八重咲き・中輪。花弁が開くと八重咲きにも
なる。花期/12~4月。 

原種椿・ヒメサザンカ(姫山茶花)/ルチュエンシス

2009年03月13日 | Weblog
世界の椿館・碁石の原種椿「ヒメサザンカ(姫山茶花)
/ルチュエンシス」 2009年3月11日











2009年3月11日(水)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町
字大浜280番地1)の出入り口の所にある「交流広場」の
すぐ近くの原種椿コーナーで、ヒメサザンカ(姫山茶花)/ルチュエンシス
という名の原種椿が小さな花をびっしりと咲かせていました。





ヒメサザンカ(姫山茶花)/ルチュエンシス
ツバキ科 ツバキ(カメリア)属 Camellia lutchuensis
沖縄地方(奄美大島から西表島にかけての西南諸島)の
山地の渓流沿いなどに自生する常緑の小高木。方言名は
ファンクワ、ミーアジクなど。琉球列島の固有種。

花は白色で、直径3㎝前後の極小輪。花期は現地で1~2月、
東京では3~4月。多花性で、ツバキ属250種中で最も芳香が
強い種類といわれる。このため、香りツバキあるいは匂い椿
と呼ばれる香りの強い園芸品種の育種親として海外でも
注目されているとのこと。近年は本種を片方の親とした
芳香性の雑種が数多く発表されている。

甘い芳香をもつ香りツバキとして人気があり、庭木、盆栽
として栽培されている。関東地方以西の暖地では屋外での栽培
も可能だといわれる。

和名はサザンカ(山茶花)より花が小さいことによる。