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peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

今野敏著『最前線』を読む! 2019年1月7日(月)

2019年01月08日 | 読書、本

2019年1月7日(月)、今野敏著『最前線~東京湾臨海署安積班』(2007年8月18日発行、ハルキ文庫)を読みました。この作品は、2002年6月に角川春樹事務所から単行本として刊行されたものです。

この『最前線』は下記の目次にある通り、全6篇から成る連作集で、巻頭の「暗殺予告」から安積班の面々は2つの事件に忙殺されることになります。海上保安庁が羽田沖で密航者を摘発、東京湾臨海署にも助っ人の要請が入ります。同じ日、香港マフィアから命を狙われている映画俳優サミエル・ポーがお台場にあるテレビ局を訪れることになっており、本庁の警備部が指揮する警備現場にも人員を割くことが求められていました。安積警部補は、一息すると無関係に思える2つの事件が実はリンクしていることに気付くが、警備責任者は意見を聞こうとしません。警察という厳格な階級社会に属しながら、上司の間違いを堂々と指摘し、自らが信じる正義を貫こうとする安積の姿は、すべての社会人が見習うべきだろう。四方を海に囲まれた埋め立て地というベイエリアの地理的条件を利用して、犯人が仕掛けたトリックも秀逸で面白い。(以下省略)[文芸評論家・末國善己(すえくに・よしみ)の「解説」より]  面白くて一気に読み終えました。

なお、今野敏著・監修『安積班読本』(2009年7月8日発行、ハルキ文庫)が角川春樹事務所から発行されています。この『最前線』のあらすじも掲載されています。

 


今野敏著『神南署安積班』を読む! 2019年1月6日(日)

2019年01月07日 | 読書、本

2019年1月6日(日)、今野敏著『神南署安積班』(2001年12月18日発行、ハルキ文庫)を読みました。この1冊に収められている9篇は、1997年から1998年に書かれたもので、「新旧ベイエリア分署&神南署シリーズ」に属するものです。

面白くて一気に読み終えました。

 https://www.amazon.co.jp/神南署安積班-今野-敏-ebook/dp/B00BUNDZHQ

https://ja.wikipedia.org/wiki/安積班シリーズ 


今野敏著『潮流』を読む! 2018年12月27日(木)

2019年01月06日 | 読書、本

2018年12月27日(木)、今野敏著『潮流~東京湾臨海署安積班』(2017年5月18日発行、ハルキ文庫)を読みました。この作品は、警視庁の東京湾臨海署の安積剛(あづみ・つよし)警部補をはじめとする刑事課強行犯係のメンバーの活躍を描く「安積班シリーズ」の17作目です。[「解説」文芸評論家の関口苑生(せきぐち・えんせい)が書いています。)

 面白くて一気に読んでしまいました。

https://www.kadokawaharuki.co.jp/book/detail/detail.php?no=5134

https://blog.goo.ne.jp/kachikachika/e/3e3e516a754394aa78499128c41bd2b6

  


今野敏著『リオ』を読む! 2018年12月26日(水)

2019年01月05日 | 読書、本

2018年12月26日(水)、今野敏著『リオ~警視庁強行犯係・樋口顕』(平成19年7月1日発行、新潮文庫)を読みました。この作品は1996年7月幻冬舎から刊行され、1999年11月幻冬舎文庫に収録されたものとのこと。

 この作品は、警視庁強行犯係・樋口顕(ひぐち・あきら)警部補を主役として描く「樋口警部補シリーズ」の第1作だそうです。第2作は、『朱夏』、第3作は『ビート』と続いています。

『リオ』は1996年7月、幻冬舎から書き下ろし長編として刊行されました。1999年11月刊の幻冬舎文庫版に続く再文庫化である。[コラムニスト・香山二三郎が「解説」を書いています。)面白くて一気に読み終わりました。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/警視庁強行犯係・樋口顕

https://www.shinchosha.co.jp/book/132151/

https://bookmeter.com/books/576910 

 


今野敏著『廉恥』を読む! 2018年12月25日(火)

2019年01月02日 | 読書、本

2018年12月25日(火)、今野敏著『廉恥』(平成28年8月5日所版発行、幻冬舎文庫)を読みました。この作品は2014年4月幻冬舎より刊行されたものです。

本書は「警視庁強行犯係・樋口顕シリーズ」の4作目の作品で、彼の数ある警察小説の中では比較的初期のものです。第1作『リオ』が刊行されたのは1996年。それから『朱夏』(1998年)、『ビート』(2000年)と順調に続き、ちょうど安積班(あづみはん)の「東京ベイエリア分署」ものが種々の事情で中断したせいもあって、こちらが代表的なシリーズになるかもしれないとまで思ったくらいだった。ところが、そこでなぜか突然終わってしまったのだった。本書はそれから14年経って復活した、待望の一作であった。(以上、文芸評論家・関口苑生「解説」より)