goo blog サービス終了のお知らせ 

peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

23 桂林は 洪水だった

2007年07月11日 | 象の足 物語

腰痛が すこし よくなったので

「象の足物語」 再開します。

zzzzzzzzzzzzzzzzzz

6月7日() 午後 

桂林に向けて 飛び立つ。

もう 直ぐ 着くという 3時半すぎ

窓から 下界を 見ていた ゾウさんが

「緑が 多いね」と 言う。

クマは 「ここは 水の国だから」

そうか そうだね。

ふたり「納得」を し合う。

京劇でみた 虞美人のような 西安の楊貴妃のような

美しい スチュワーデスさんたち

(今は 客室乗務員 というのだそうな)

に 見送られて 飛行機を 降りた。

桂林の飛行場は とても よく晴れていたが

大雨が 降ったあとのようだった。

バスに揺られて 40分くらい ホテルへ 向かう。

Sany0170

大きな河が 泥水で 

あふれていた。

上流に ダムが 

5つもあるそうで

それいらい 洪水が 

多くなったそうな。

今回のは 大きい そうだ。

見物人の 波。 車も 並んでいる。

明日の 桂林下りが 中止なら どうする、

という 説明は ない。

今晩は 水の調整をするから 大丈夫 らしい が 

夕食後の 観劇の案内が あったが 少々 疲れ気味

皆さんも おなじらしく 誰も手を上げない。 

夜中 大雨に なっていた。 朝も …


22 顔は 「ドェブチ」していない

2007年07月02日 | 象の足 物語

ちょっとだが びっくりした話。

朝 散歩した。 自由時間は このときだけ。
西安 の 最後の朝 だった。
6時起床 朝食前に 1時間ほど 歩いた。
話は 前後してしまうが 書きます。
冊子にするとき は 直します。

西安の 鐘楼は バスから 見るだけだというので
それでは 近くまで 行こう。
と、ゾウさん。そういいながら 写真鳥は やめない。
そんなんでは 着くわけない、 
自分では なんにも しない く せ に 
証拠を みせなければ 納得しない、困った性格。

地図に ホテル出発から 小路に来るたび 時間を書き込んだ。
通学時間。子どもを ひとり 連れた お母さん おばあさん。
あら ふたり ?。 お隣の子かな。   一人っ子政策は ?
その子たちは そっくりの 顔。そっくりの姿をしていた。

Sany0149
歩道橋から 公園が見えた。

(写真は その入り口)
気功? 太極拳? を 

皆さんが やっていた。
入り口 には 「荷物を 持ち込むな」の 意の 文字が 書いてある。
クマは 漢字が 読めるんです。 。
こんな 風に 読むことが 出来るのは

同じ漢字圏だから と
思っているのだが 当たり前ながら 

会話は ぜんぜん出来ない。


時間に すこしは余裕があるが 鐘楼までは まだまだ かかる
と、ゾウさんに 地図を示した。 戻ることになった。

街路に 犬と 遊んでいる男性がいた。
日本でも 愛玩犬とされている ちいさな 犬。
クマは けだものが 苦手。
歩くところを すこし 回りこんだ。

その男性 持っていた 餌?
を クマも 足元に 投げてよこした。
犬は クマのほうに じゃれるように 寄ってきた。
足が乱れた。
 ころんだら どうするのよ。
にらんでやった。
右手を上げて「ドェブチ」と いったような 口をするが 
顔は 笑っている。
2度目 にらんで やった。


「ごめんなさい」は 「対不起」ドェブチ である。

たった それだけの こと。
たった1度の 二人の散歩を 書いた。


21 誰に とっての 好日

2007年07月01日 | 象の足 物語

6月 7日( 木 ) の 話
 

きょうは 「良心堂」 という 

絨毯工場と 店舗での ショッピング は から はじまった。

工場は「耳・足」が 不自由な 方かたの 働く場所として

西安市によって 経営されている。  現在 1500人

絨毯は 草木染め 32色で 織られている。

平山 郁夫 さんの 原画による「天下雄関」が 入り口に あった。

タクラマカン砂漠 の 絵だったと 思う。

タクラマカン とは 「入ったら 出られない」の意が あるとか。

1999・6・7 訪問 時の

平山 郁夫 さんの 「芸術長 人生短」の 額もあった。

…… 芸術は長いが 人生は短かい …… 巨匠 が ゆえの 名言。

絨毯を 買った方は ふたり いたようだ。 ウン 十万 です。

クマ は 高いのか 安いのか わからないが スカーフを 4枚。

碑林 見学 は 疲 れ  た。

やはり 人ごみ。 暑い。

Sany0160_1

大雁塔は 三蔵法師が 

持ち帰ったお経を 収めているところ ?

 

お経を 翻訳する場所を 

修理していた人たちは

ボランティアだそうな。

こうして ボランティアに 感心させておく。

ここの 前の 和尚様が 文革のときに この寺を 守った はなし

とにかく これが ゼンブ 「額」を 

買わせるために あったのでは

ないか と 思わせられる。

暑いところから 冷房されて いる 部屋に 

ツアー 一行は 通された。

日本人受けするような ことわざが 額が 4面に 飾られている。

あの話の まえの 館長が 書いたものだそうな。

「日日是好日」の 説明。

一幅 ? 48000円 だって

「安い~~~」と サ ク ラ かと 思われるような (違いますよ)

 日本人の 合いの手。

それを 待っていたかの ように 案内の 女性

日本円では 安いでしょうが

ここでは  労働者 平均の 月収と 同じ です。

ですから 大切な この 額は 日本人に

買いとられて しまうのです。

あら だったら 見せないでおいたら … これ クマの つぶやき。

   でも いろんな 建物の 修理に 

お金が かかるので  しかたない のです。

だったかな。

という わけで お金持ちの 日本人は 買わされているのです。

きょうは これから 桂林への 飛行機に 乗ります。 


20 念ずれば 通ず

2007年06月30日 | 象の足 物語
P1670898 中国へ 行きたい。
兵馬俑を 観たい、と 
恋焦がれるようになったのは
9年前。 
出来たばかりの 酒田美術館で
「始皇帝の銅馬車」を 
忠実になぞったという レプリカ展示を 
見たとき。
これは 象潟など 芭蕉の 道を たどっていた 2000年 春の こと。
秋田の 道の駅で たまたま この 企画を 知ってしまった。
予定を 大幅に 変更しての 美術館行き。

そこで 中川コレクションの
「雨龍天盤」も見た。始皇帝の 魔術。
土・日だけ見せるという 実演ができた。
団体さんが 入ったおかげで さわらせて もらえたのだ。
素人が やっても ピユンピユンと 水滴が 撥ねたのだが
その昔には 観たこともない 雨乞いに 
人民は 驚かされただろう。
始皇帝の 魔術は 信望を も 集めたことだろう。
その 始皇帝の
「銅馬車」前車に クマは 仰天したのだ。

それから 兵馬俑の 勉強を すこし。
展示は なんどか 見に行った。盛岡・仙台・東京?
そして 
いま 本物の 銅馬車 兵馬俑を 見てしまった。

念ずれば通ず で ある。

19 黄金のマスク の

2007年06月29日 | 象の足 物語
 
P1660653  これは クマが 空港内で 
 発見。
 ゾウさんに 
 「エジプトの 黄金のマスクの形の
  トイレがあった」と
 ご注進したら 
 「どれどれ」と 出かけて 
 写真を 撮ってきてくれました。
 勿論 男性用のほうの です。
 でも おんなじ です。
  
 トイレは、このほか
 日本の ごく普通の洋式も 
 ありました。
残念なことに クマが 必要な
オシュレット の には あいませんでした。

さすがに 飛行場のは キレイです。
定期的に お掃除しているようです。
「ここ 空いているよ」と 教えてくださった
私より若い女性の お掃除さんが いました。

トイレのなかに「紙がない」って でてきた方がいる。
ジャ~~ といって バックから 持参してきたものを出して
順番を みなさま と 並んで 待った。
  購入した ガイドブックには ティッシュは 
  必需品とあったから クマはたくさん 持っていた。

個室の中には ないが 手洗いの近くに
ロールが セットされて あった所も あった。
   紙がないときもあったけれど …
そこで 手に巻き取って 個室行きと あいなる。

話かわるが 「並んで待つ」に ついて
中国では これが出来ない方が おおいので
バス停では ボランティアが 訓練をさせているという
ニュースが 出かける ひと月まえに 流れた。
オリンピックが 近いからだそうな。

トイレでは どうなるのかな。
しかし、心配する ことには 逢わなかった。
一度だけ 並んでいる 脇を ひとり 入り込んだ 人がいた。
スワッ と おもったら 先に入っている 方が 
でてくるのが 遅いので 
気遣って 寄って 行ったの だった ようだ。
ふたりで なにごともなく 外へ出て 行った。
クマは 言葉が 何もないから ぴっくりしたの だ。
まあ、 なにか 言い訳が あったとしても 
理解が 出来なかっただろう。 

空港 と ホテルのは 綺麗です。
しかし ショッピングセンターや 公園のは 
どうも ? です。

一番 の は 万里の長城 の お店の トイレ。
ず~~~と 下の 駐車場にも あったのかも しれない が
集合場所が この店 だったから
そこのを お借りするより 他 ない のだ。

廃屋のような 廊下を 通って たどりついた。
扉に 鍵がない。 紙がない。 水でない。
洗面所の 水は 出た記憶が ある。

鍵がないから 内側の すがるところを みつけて
おさえながら 片手運転を した。
でたら 同じ ツアーのかた が 
「あ~~~~」という顔で 入ってきた。
クマ「ね~~~~」という 表情をして
いつも のように 情報「紙なし 水なし」を 伝え
本日は「鍵が壊れている」も 加え「押さえているから」と
いった。

そしたら「バック持っていて」と。
クマの バックは ショルダーだが
この方は 手提げ。 引っ掛けるところも ないし
床は 推して知るべし。

よくは知らない人間の
わたくし クマを 信じての「バック預け」 だろう。
嬉しく 思う。

これが 旅 始まりのほうの トイレ騒動だから
少々のことでは ダレも 動じなくなった。
桂林の 船では 2つのうち 
一つが 「詰ってた」と ゾウさんが 出てきた。 あ あ。

みなさま 疲れたでしょう。 止めます。 
では。