仁木写真クラブ 写真表現とは 第6部
機会があれば仁木写真クラブのテーマ心感心写である「心で写す被写体」について
今回も考査したいと思います。 心で写す写真には形がありません・・・この見えない
「モノ?」を形にしてみせるのが表現写真です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
時間や空間、感覚、感情、愛、真実・・等、形はありません。 すなわち、体で感じた
り、心で感じる「モノ」だからです。 そうした「モノ」を撮影するには人それぞれの人
生観や価値観の感性(情報)の度合いによって描写に人それぞれ差が出ます。・・・・
<感情・感覚表現>
事例、 タイトル「触 愛」 茶臼山高原
優しさ、哀れみ、思いやり、暑い、寒い、悲しみ、
痛み、人の表情や行動である。・・・・・・・・・・・・・
<空間表現>
事例、 タイトル「淡 春」 みどり湖
空間の「間」はモノとモノの狭間、人の人の時間差
を表すことである。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<時間表現>
事例、タイトル 「彼 岸」 津屋川
写真は過去や未来を写すことは出来ないが色の退色(セピア色)や
伝統、風化などで描写するとよい、特にタイトルの重要性が必要です
次回は、写友作品を紹介しますのでご期待ください