キララの森を訪ねて・・・霧秋

　８枚目、さて車に乗ろうと後ろを振り返ってみたら、山々に霧が立ち込めて何の変哲もない風景が電柱や不要物をかき消して幻想的に浮かび上がっていた。　
　このようなチャンスはすぐ消えてしまうので意欲的に連写で撮った一枚である・・・よく見ると霧の中に人工物がかすかに見えるが気になるほどでもないので記載した。

キララの森を訪ねて・・・秋彩

　段戸湖まであと僅かな道筋に色鮮やかな赤と黄色の樹木が重なってアートを描いていた、即、車を止めって横位置構図でショットしてみた・・・７枚目も同じ被写体であるがもう少しカットしてみた、次の作品を見、皆さんはどちらが良いかご判断願いたし・・・まずは、横位置の６枚目をご覧いただきたい！

キララの森を訪ねて・・・彩彩

　７枚目、縦位置で赤と黄色と背景の緑を意図的に縦構図のフレーミングで納めてみた。

キララの森を訪ねて・・・装飾

　９枚目、段戸湖へ到着すると釣り人たちが池の周囲に２０人ほど魚を釣っていたが余りにも多すぎて絵にはならなかったので池の奥へ足を延ばした。
　池の奥の岸辺に１本の大きな神代杉があり、その杉の幹に紅葉の蔦が絡まり、あたかも杉の木が飾りを身に纏っているようであった。この作品は、広角レンズで順光で撮ってみた。

キララの森を訪ねて・・・光秋

　１０枚目、先ほどの９枚目を撮っているうちに雲間から本日唯一、太陽の光が差し込んでくれた、時間的には１５分位かと思うが逆光の中で神代杉の幹側の位置にポジションをとり、僅かに太陽の光を取り込んで画面に緊張感を与えてみた。
　いずれも、ただ感動を切撮るのではなく、いかに画面にアクセントを付けるかも参考にして頂きたい。