日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

久しぶりの興奮

2013年07月21日 | 庶民生活

日本発で恐縮ながら

日曜日、近所にお祭している・・??・・ のお祭の準備で早朝より出かけた。 家に戻ると夜勤(看護士)上がりの娘が帰っていた。 野球が好きな彼女、『お父さん、決勝戦を見に行こう!』 そう、今日は甲子園を目指す佐賀県地方大会の決勝戦だ。

そういえば、球場に出かけるのは甥っ子が甲子園に出場した時以来。 行くぞ! かみさんも野球は嫌いではないのだが、テレビを見ても、『このユニフォームを洗うお母さん達は大変ねぇ~』 ちと我々とは視点が違い、二人で出かけることに。 さすがに決勝戦、駐車場は既に満杯、球場から離れた河川敷へ誘導された。

 

決勝戦は、はいずれも甲子園へ行ったことがないチーム同士、有田工業(有田焼の有田)対早稲田佐賀。 我々はどちらにも縁故者はいない。 一塁側? 三塁側? 娘はピッチャーの球が見たいという。 さすがに情報はつかんでいる。 有田のピッチャーは県下No,1のお墨付き、早稲田は36イニング無失点。 ならばと、場所はバックネット裏に決定。



実は、早稲田佐賀は開校4年目、さすがに東京はじめ全国より集めたエリート高。 確かに甲子園に出る可能性は東京より佐賀がいいに決まっている。 方や、地元の中学校出身者。 心情的に地元を応援するのはやむを得ない。 球場全体がそんなムードが漂っていた。

1回表、早稲田が早速得点。 やはりこんな展開か・・ ところが有田も無失点記録を1回で崩し、2回で逆転。 戦前、投手戦と見られていたが、徐々に打撃戦へ。 4対2で7回まで有田がリードながら、8回でついに早稲田が逆転。 

そのまま9回裏、2アウト、ランナー無し。 もはやここまで、みんなそう思ったし、早稲田の選手達も甲子園を確信したことだろう。 しかし、そこから有田は4連続ヒットで同点、延長戦へ。 球場は大興奮だ。 観客の中には涙を流している人も。



情報不足の私はラジオを持ち込み、実況放送を聴きながらの観戦だったのだが、アナウンサーも大興奮。 『ドラマ以上の展開です・・・』 声も最高に上ずっていた。  たぶんこの人も有田の応援か?

結局有田が延長逆転で甲子園へ。 



喜びと涙。 





いずれも目の前の甲子園に手が届いていた。 娘によると、この日、沖縄・長崎、前日は宮崎も延長逆転の決勝戦だったそうだ。

両校に感謝と拍手! 





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2 コメント

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目指せ 甲子園 (大連に惚れた日本人)
2013-07-22 10:56:47
不好意思様 お邪魔します。
暑中お見舞い申し上げます。
有田工、初出場おめでとうございます。
我が岐阜県でも、連日高校球児の熱戦が続いております。今日から、準々決勝。
球児達の懸命なプレーは感動的です。
甲子園決まった高校も、これからの高校も暑さに負けず頑張れ。
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灼熱の高校野球 (すーさん)
2013-07-22 04:31:55
佐賀決勝ははドラマがあったんですね、小生も母校の応援に仕事もそっちのけで球場通いをしています、昨日地元の千葉はまだ4回戦今週末に決勝の予定です、御多分に漏れず私立校の台頭が著しいので母校も今週は苦戦を強いられると思います、冷凍庫の中には凍らしたポカリやアイスノンが入っています、決勝まであと4試合(今年のチームは今一なので来週から訪大連の予定です)現役共には頑張ってほしいものです。
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