日本発で恐縮ながら
日曜日、近所にお祭している・・??・・ のお祭の準備で早朝より出かけた。 家に戻ると夜勤(看護士)上がりの娘が帰っていた。 野球が好きな彼女、『お父さん、決勝戦を見に行こう!』 そう、今日は甲子園を目指す佐賀県地方大会の決勝戦だ。
そういえば、球場に出かけるのは甥っ子が甲子園に出場した時以来。 行くぞ! かみさんも野球は嫌いではないのだが、テレビを見ても、『このユニフォームを洗うお母さん達は大変ねぇ~』 ちと我々とは視点が違い、二人で出かけることに。 さすがに決勝戦、駐車場は既に満杯、球場から離れた河川敷へ誘導された。
決勝戦は、はいずれも甲子園へ行ったことがないチーム同士、有田工業(有田焼の有田)対早稲田佐賀。 我々はどちらにも縁故者はいない。 一塁側? 三塁側? 娘はピッチャーの球が見たいという。 さすがに情報はつかんでいる。 有田のピッチャーは県下No,1のお墨付き、早稲田は36イニング無失点。 ならばと、場所はバックネット裏に決定。
実は、早稲田佐賀は開校4年目、さすがに東京はじめ全国より集めたエリート高。 確かに甲子園に出る可能性は東京より佐賀がいいに決まっている。 方や、地元の中学校出身者。 心情的に地元を応援するのはやむを得ない。 球場全体がそんなムードが漂っていた。
1回表、早稲田が早速得点。 やはりこんな展開か・・ ところが有田も無失点記録を1回で崩し、2回で逆転。 戦前、投手戦と見られていたが、徐々に打撃戦へ。 4対2で7回まで有田がリードながら、8回でついに早稲田が逆転。
そのまま9回裏、2アウト、ランナー無し。 もはやここまで、みんなそう思ったし、早稲田の選手達も甲子園を確信したことだろう。 しかし、そこから有田は4連続ヒットで同点、延長戦へ。 球場は大興奮だ。 観客の中には涙を流している人も。
情報不足の私はラジオを持ち込み、実況放送を聴きながらの観戦だったのだが、アナウンサーも大興奮。 『ドラマ以上の展開です・・・』 声も最高に上ずっていた。 たぶんこの人も有田の応援か?
結局有田が延長逆転で甲子園へ。
喜びと涙。
いずれも目の前の甲子園に手が届いていた。 娘によると、この日、沖縄・長崎、前日は宮崎も延長逆転の決勝戦だったそうだ。
両校に感謝と拍手!
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暑中お見舞い申し上げます。
有田工、初出場おめでとうございます。
我が岐阜県でも、連日高校球児の熱戦が続いております。今日から、準々決勝。
球児達の懸命なプレーは感動的です。
甲子園決まった高校も、これからの高校も暑さに負けず頑張れ。