日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

中国のぼんぼん

2011年01月31日 | 比較文化
何も中国だけではないのだが、中国では一人っ子政策もあり、一人の子供を取巻くジジババは4人。 まさに一極集中だ。 学校教育面、周りが押し付ける期待、プレッシャーとして厳しい面もあろうが、やるだけやれば、甘えは無制限。 では 

今日のニュースより

『中国で高収入の就職先が見つからずに失望し、親頼みの生活を送る高学歴の若者が増えている。中国語で親にすがるという意味の「傍老族」と呼ばれ、社会問題化。親から金品をゆするケースも出ており、対策に乗り出す地方政府も出てきた。

江蘇省は、自活能力のある成人した子供の経済援助要求を拒否できることなどを定めた条例を制定。同省は「悪意のある行為を対象とした条例」と説明するが、世間では「親のすねかじりを禁止した」として大きな反響を呼んでいる。

「傍老族」は、1980年代生まれの「一人っ子世代」に多い。この世代には、財力や権力のある人物にすがり、便宜を図ってもらおうとする「傍傍族」と呼ばれる若者も目立ち、汚職増加の新たな温床として懸念されている。』

確かにやる方も、その対策もレベルが違う。 条例で解決できるようなことではないと思うのだが・・・

今年騒がれた、馬鹿息子が起こした事件。

『河北省内の裁判所は30日、同省内の大学構内で昨年10月、飲酒運転でひき逃げ事故を起こし、罪を逃れようとして「訴えられるものなら訴えてみろ。パパは李剛だ」
と警察幹部の父親の名前を口走った男(23)に、懲役6年の判決を下した。男は女子学生2人をはね、1人が死亡、1人が負傷。裁判所は、男の家族が遺族に46万元(約
574万円)を賠償することで被害者側の了解を取り付け、本人も反省していることなどから情状を酌量したという。

「パパは李剛」という言葉はネット上で広がり、特権階級に対する庶民の不満と重なって、昨年の流行語になった。今回も懲役刑になったとはいえ、賠償金で罪が軽くなった形で、再び非難を浴びそうだ。』

これから続々誕生するぼんぼん達。 地元開発区でも、昼間の喫茶店に、超・超高級外車で乗り付ける若者がいる。 

親は事業で成功した人たちであろうが、二代目がこれでは・・・・・ 先が楽しみだ。




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