日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

気になる。 春節その後

2011年01月29日 | 経済動向
春節前の最後の週末。 いまや中国は春節一色。 テレビは各地の駅、空港、港の帰省の混雑を伝え、加えて春節の特別番組のPRでいっぱい。 すでに春節番組は始まっている。 街に出かけると、いたるところに赤い大きなちょうちんが飾られ、スーパーでは、赤い春節の飾り物(玄関に貼る物)の売場が目立つ。 店中、故郷へのお土産や春節準備の買い物客でごった返す。

中国のメーカーは農民工といわれる、地方からの出稼ぎの人、その子供たちに支えられている。 春節前の賞与とお土産を手に国民の大移動が行われるのだが・・・・・これが怖い。

会社の方は、『今年は、みんな帰ってくるのか?』 心配だ。 そのまま戻ってこないのはよくある話。 春節の時に、全国各地に出かけた友人、知人と情報交換が行われる。

最近の動きとして、どうせ出稼ぎなら、極力近い所ではなく、賃金が高い地区へ・・・の動きも見られる。

中国での昇給のポイントは春節前。 そこらのタイミングを見失うと春節後に自然減。 

中国では大卒の就職率は日本同様。 ただ、一般ワーカーは奪い合い。 まして、我が社の近くには、自動車産業を主体とした工場団地を開発中。 さらに、数万人必要と言われるのだが・・・ 作業者はどこから湧いてくるのだろうか?



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