ターコイズ別館・読書録

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51 ナンセンス感覚 柳瀬尚紀

2008-03-31 12:20:39 | やらわ
 講談社現代新書。

 ナンセンスというテーマを唯一の回転軸として、筆者が好き勝手につづった本。
 ナンセンス詩、将棋、リメリック(a-a-b-b-aと脚韻を踏む)、バッハ、エッシャー、はてはウディ・アレンにジョン・ケージと縦横無尽。特に行を逆に読んでも会話になってしまう「早朝寸劇」には参った。あまりのナンセンスさに、真似しようと思えないほどだ。