京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間

2012-02-20 12:43:42 | 日記

今日は大安!明日から恐怖のうお座の始まり!
私の誕生月の星座なのだ!

「うお座」宮の月に戦争・災害が起きる。
イラク戦争、地震、サリン事件、私の誕生日などなどいやな事が多い。
皆さん歯を食いしばってこの月を乗り越えましょう!

そんな不安なへこんだ時に「カルチェ」タンクフランセ。
この時計の修理をしているといやな事を忘れる。

金色のところはすべて18金なので磨くと見違えるほどきれいになる。
お客様はニコニコと感激してくれるので満足感が大きい。
大歓迎の時計なのです。

京都では昨日、車いすマラソン大会で京都代表が2位!おめでとう!
一位の福岡の皆様もおめでとうございます!

ものすごいスピードなのでオートバイのレースのようなもの。
恐怖感を克服してつぎはぎだらけのアスファルト道の京都市内をよく走っていけるものだと感心します。

車いすマラソンが終わるとそろそろ上洛シーズンの到来です。
大学生が一挙に京都を目指してやってくる季節だ。

先日の夢に見たお話です。

京都駅の構内。駅員がやってくる。「あんた!この人たちを預かっといて!」
渡されたのが2個のペンダントヘッド。
金と銀で出来た丸く大きな飴玉のようなものがそれぞれ2個くっついている。
「腹ペコ アオムシ」君のようだと思う。

「二人一緒に持つと噛み付くよ!気をつけてな~。お寺さんのもんや!」
駅員はそのまま、逃げるようにいなくなった。

電車に乗るために乗車券を買う。金と銀の「青虫君」をまとめて持ってしまう。
券売機に小銭を入れるためには両手がふさがっていたのです。

突然、右手に痛みが走る。強烈に噛み付かれた。
手のひらを開けてみるとぎざぎざのノコギリのような歯がお互いをかみ合っている。

よく見ると強烈に醜い顔がこちらをにらんでいます。
カプッと指をかまれた。

あわてて近くのお寺を探して駆け込む。境内に入ったとたん痛みが無くなります。
手の中の虫たちも静かになりました。
手のひらを開けるとマシュマロのような「アオムシ」が気持ちよさそうに眠っていました。とても可愛い寝姿だ。

そこで眼が覚める。
起き上がって両手を見る。何もない。
「アオムシ」の醜い顔をどこかで見たような記憶があるが思い出せない。

布団の中でしばらくうとうとと考えていたら思い出した。
お彼岸の中日生まれの私だ。子供のころはよくお化けを見た。

「お彼岸のうお座に生まれたから!この子はあの世とこの世の両方を見る!」
近所のおばさんからうらやましそうに言われた事がある。
楽な事ばかりではない。

幼稚園の入学式当日のこと。
長崎県「高島炭鉱」で育ったので島の中にあるマンモス幼稚園に入園する。
事故や暴動事件が多発した炭鉱の島です。

式が始まると演壇に立ってお話をしていた先生の後ろをうろうろと歩いている人がいました。ひどい怪我をしているようだ。

私がそれと眼があったとたん私の方に近づいてくる。
あっという間に目の前に来た。

その顔と夢の中の顔が一致。生涯で一番凶悪な顔をしたお化けだ。

入園式におしっこを漏らした私は母親から怒られた。いつもは物静かな母親が怒った。
その時の顔にも似ている。
時折、この顔のお化けの夢を見るのです。
「邪気」を祓ってくれる時計が好きになったのもこのころからスタート。

京都に上洛後もたまに「お化け」を見ることがありました。
「千年都」の京都です。京都の「お化け」は歴史上たくさんいますよ~。

「お化け」は歌舞伎の黒子のようなものだと思ってください。
基本無害です。「座敷わらし」は京町屋の宝物!大切にされています。

自身が危険な時には何かのシグナルを出して教えてくれる事もある。
「お化け」を見る人は一人だけで悩む事はありません。

映画の「シックスセンス」が一番リアルな描写なので参考まで。
パワースポットと「お化け」の関連性はありません。

「都」京都を充分楽しんでください!
「五辻通り」でしゃがんでいる人はお化けではありません。
二日酔いの私です。
見なかったことにして通り過ぎてください!















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