京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間

2012-02-21 12:39:24 | 日記

今週の京都は冷え込みました!
明け方に寒くて眼が覚める。自然の目覚し時計に起こされる毎日でした。
足元が冷たくなって眼が覚める。仕事を始める時間が早まるのだ!

写真のブルガリ・ソロテンポ。ブルガリは見えないところが美しい。
機械をホコリから守るためにカバーがある。

電池交換作業は丸いネジ止めされているふたを取って電池を交換する。
誤ってコイルや輪列に触れる恐れもないので楽に作業が進む。

防水パッキンがプラスティックパッキンなので折ってしまわないように気をつけましょう。

もうひとつの時計は無名のブレスレット型時計。デザインが面白い。
普段文字盤は隠れているので時刻を読む時にはベルトを広げることになる。

電池交換の依頼です。ウラブタを外すと文字盤まで一緒に転がり落ちてきます。
文字盤ごと逆さまに保持器に固定する。
電池交換を済ませて、針と文字盤の接触に注意してブレスレットに入れ込む。
10分くらいの作業時間なので簡単な部類でした。
外周の宝石には触れないように作業する事がコツ!

「13年間」かかりましたね~!
山口県光市の事件の判決が出ました。
本村さんの頑張りはありがたいと思う。

今後の事件で被害者の立場からの主張を認めてもらうようになった。
「ベレイク・スルー」をやり遂げていただいた。
ただ13年間は長かった。

私の13年。
5年 時計のバイヤー時代だ。退職後、名古屋から京都へ引越し!
 小泉構造改革の頃でした。
4年 時計講師のボランティア、ベンチャービジネスの立ち上げ。

4年 バイヤー時代に勤めていた時計販売会社が倒産。
アフターサービスの拠点、時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」を一般のお客様用に立ち上げ。現在に至る。
ざっと13年間。へたれの私でもこれくらいの行動をやってきた。

「本村」さんのスキルを考えるとかなりの社会貢献が出来たと思う。

ただ私たちにとってその間、いろいろな人の勇気を見せてもらった。
1審、2審の「無期」懲役判断を差し戻した最高裁判所。

本村さんを支えたご家族の皆様、会社の皆様には頭がさがる。

皆さんの勇気と業績は社会で頑張っている人たちの力になったと思う。
私も本村氏の本を読んで力をもらった事を思い出す。
「自分が正しいと思う事をやり遂げる」ことが出来た。

「ドラえもん」も登場するようなずいぶんユルイ人たちも目立った裁判でした。
残念な人たちが目立つようになりました。この13年間。

裁判官の苦悩の上に下された死刑判決だ。

ところが最近、死刑が執行されていない。
法律で決定した事を執行できない日々が続いています。

「死刑制度反対」運動もまともに参加しない。議論もしない人がいきなり法務大臣になってしまう。
時間だけが過ぎていった。
昔、政治家になる前は弁護士だったのでなんとなく法務大臣になってしまうようだ。

任期中に死刑を執行指示を出さない。
責任ある職務と真剣に向き合えない年収2千万円超の政治家もいました。

まず、このような役立たずの政治家を政界から追放するような法律を閣議で決定してほしい。増税はその後で良い。

工房に来る大学生。
「私は山口県の光市出身です。就活で出身地を言うと担当者が一瞬引くのが解るのです。」
社会人野球の「光シーガルズ」の話で盛り上がった後に、ボソッとつぶやいた。

13年間つらかったのは「光市」の皆さんも一緒だったと思います。
京都は山口県の出身者はなにかと歓迎される街だ。
「幕末」の長州ファンが多い。
 居心地が良いのか京都は山口県出身者が多い街でもあります。

大学受験で京都に来られる場合、生牡蠣など生ものを食べる事は控えましょう。
私の友人「小郡」君は牡蠣を食べるたびにひっくり返る。

昨日我が家はブイヤベース鍋。
最近私の料理当番が続くので嬉しい鍋料理が作れるのです!











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