日々の記録

ほどよく書いてきます。

鉛電池テスターBM550

2022年12月30日 13時06分42秒 | 

以前車の鉛電池を電圧0まで放電させてしまったことがある。その時はバッテリー交換して対応した(ディーラー交換だったので高かった)のだが、現状の電池などの状態を把握してみたいなと思った。

Aliexpressを見ているとBM550というものがあったので買ってみた。
12/19に注文して12/28に到着したので、なんと9日で到着した。納期15日保障とかいう配送システムがあるようでなかなか便利である。

バッテリーテスターは下のようにバッテリーに配線するだけ。デバイスの電源はバッテリーから取るので電池もいらない。

はじめに電池のCCAの入力が必要なのだが、書いてないので、適当に750だか700だかの値を入れました。

バッテリーのCCAの仕様を入れ、OKのボタンを押すと数秒測定して結果が出てくる。
測定値はCCA(の予想値)、SOH(State of Health)、SOC(State of Charge)、内部抵抗、電圧の5項目。SOHはCCAから演算しているっぽいので、SOHは見なくても測定CCAのみ見たら良いようにも思う。

ワニ口クリップに工夫があって、ちゃんと四端子法(ケルビンプローブ)での測定になっている。

 

値段は2000円少々。為替変動の影響があり2000円を超えたって感じ。

 

 

番外編。中身を見てみた。

一番大きな抵抗が11Ω±1%(茶茶黒金茶)なので、約1Aの電流を流しての測定のようだ。

制御のマイコンはSYNWIT SWM181CBT6-50というものだ。ARM Cotex-M0の32ビットマイコンとのこと。
RAM 16kB, Flash 120kBというものだ。
もう一つのICは印字面が削られている。なんとなく4回路入のオペアンプじゃないかなと思っている。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
バッテリーテスター (いち)
2023-01-02 14:00:35
私も小型の安価なバッテリーテスター持ってますが、あまりにも小さいので、CCAの測定に瞬間電流をどの程度流しているのか疑問です。
一応クリップの接点構造が2点になっていて、接触抵抗を除去できる、4点測定法になっていますが。
11Ω (まこち)
2023-01-02 16:05:21
内部の抵抗気になったので蓋を開けてみました。
記事更新しましたが11Ωだったので、わずか1Aの放電電流で調べているようです。
Unknown (いち)
2023-01-05 02:13:41
わずか1A流しただけで、数百Aの特性を比例で求めていいんだろうかという疑問。(笑)
自動車整備士の使うテスターは実際にかなりの電流を流しているようです。
わずか1A (まこち)
2023-01-05 12:33:11
わずか1Aで数百Aの電流の特性を・・・というのは私も分解したときに思いました。でかいセメント抵抗とかはいってるのかと思いましたし、パルスでももっとでかい電流流しているのかと思いました。。。

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