ニゲロンパのポケモン育成論

自分なりに考えたポケモン育成論をさらしていくブログ、雑談もあるよ

オレ、あらすじ警察になります その24

2019-07-13 20:42:05 | 小説投稿サイト
「なんで身体能力も強化しているんですかね?」

グッバイ・イミテーション

 2118年。科学技術はかつて期待されていた程には発達せず、蔓延する新型の伝染病に対抗する手段も存在していなかった。
 
 そんな中、科学者たちはなけなしの科学力を振り絞り、高い免疫力を持ったクローン「イミテーション」を生み出し、現在の脆弱な肉体を諦めて捨てるという「脱皮計画」に着手した。
 
 しかし、「脱皮計画」の被験者となった二百人の人間から作り出されたイミテーションのうち、九十六体は驚異的な免疫力、身体能力と引き換えに理性を失い、殺人衝動を抑制できない「失敗作」となった。彼らは処分対象となったが、研究所の爆破事故を契機に地上へと脱走してしまう。
 
 一方、被験者の記憶を引き継ぎ、理性を保ったまま肉体の強化に成功した「完全体」と呼ばれる少年少女は、地上に潜む「失敗作」を処分する事で科学者から生活を保証されていた。

「完全体」の一人、「メイト」の生みの親である双角銘人は、二年前の事件によるトラウマを抱えながらも平穏な日常を過ごすが、やがて次々と巻き起こる事件に飲み込まれてゆく。

 これは、銘人とメイトの物語。


「マジレスすると、伝染病で人類が滅亡することはないわね。
それに免疫力の高いクローン人間を作り出す科学力があるなら、サイボーグ化ぐらいはできるんじゃないかしら?」

「クローン人間を作るのに、爆発物は必要ないでしょうから、爆発事故が起こるのも謎ですね。
あと、せっかく成功した完全体への扱いが酷すぎます。
一体、何のための計画なんですか」

 2118年。人類は未知の伝染病の驚異にさらされていた。
 
 科学者達は、高い免疫力を持ったクローン「イミテーション」を作り出し、伝染病を克服する「脱皮計画」に着手した。
 
 しかし、「脱皮計画」の被験者となった二百の人の内、九十六体は驚異的な免疫力、身体能力と引き換えに理性を失い、殺人衝動を抑制できない「失敗作」となってしまった。彼らは処分対象となったが、研究所の爆破事故を契機に脱走してしまう。
 
 一方、被験者の記憶を引き継ぎ、理性を保ったまま肉体の強化に成功した「完全体」と呼ばれる少年少女は、「失敗作」を処分する事で科学者から生活を保証されていた。

「完全体」の一人、「メイト」の生みの親である双角銘人は、二年前の事件によるトラウマを抱えながらも平穏な日常を過ごすが、次々と巻き起こる事件に飲み込まれてゆく。

 これは、銘人とメイトの物語。


「ぶっちゃけ、失敗作との戦いと描くだけなら、伝染病の設定はいらないのではないでしょうか?」
コメント
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