読み進めていた
「バッテリー」全6巻と続編まで読み終えてしまい、
すっかり寂しくなった。
まだまだ 「巧」と「豪」と彼らを取り巻く世界を
見ていたい。離れたくない・・
この半月は、鞄の中に手を伸ばせば、いつでも
会えた・・でももう会えないのだわ
次に進まなきゃ・・と思いながら、また1巻から
ぱらぱらとめくってみる・・
どんな思いで作者はこの本を書いたのか・・
そのことについて、あさのさんの 文章が載っていた。
「原田 巧」という自分の中に生まれた「少年」に
惚れて、とことん愛してしまって、動き始めて・・・
書かずにはいられなかった・・という感じみたいです。
「感動させよう」とか「このメッセージを届けよう」と
意図されて書かれたものは、短期的には成功する
ことはあるけど、続かない・・
だけど試合もしない少年野球小説が、こんなに長く、
多くの人に手に取られているのはやはり
「書かずにはいられず書かれた」作品だったからで
はないかな?
港区図書館に、前から気になっていた作家さんのも
の数冊を借りてきた。あさのあつこさんの時代小説
も評判が良い また 借りてみよう・・