日本語教師の見た中国とか…

日本語教師が見た中国をつらつらと綴ろうとはじめました。帰国後、大学院生を経て今はとうとう専任日本語教師だ~。

日本語のアクセント

2006-08-10 15:45:00 | 日本語
日本語のアクセントは英語と全然違います。

 brother ← ‘o’ を強く発音する
 
 きょうだい ← ‘きょ’ を高く発音する(関西ではここが低い)

ある部分を、強く発音するタイプの言語と、ある部分を高く発音する言語というのが世の中にはあるわけです。人間である以上、強さか高さでアクセントを表すのがわかりやすいのでしょうね~。他にアクセントを表そうと思えば、例えば・・・

 ある部分だけ、やんわり言う

  ↑ こんなんやったら疲れそう
 
 ある部分だけニタニタする

  ↑ 効率悪いし、気持ち悪い~

 ある部分だけちっちっちって舌打ちする

  ↑めんどくさすぎる!

まあ、やっぱり、強さか高さに落ち着くのでしょう。ところでところで、かなり前に「笑っていいとも」で、楽器を吹いてもらって、その楽器が言ってる(であろう)ことばを当てるというゲームをしてました。楽器が表すことができるのは、音の上下だから、まさに、高さでアクセントを表す日本語ならではのゲームなのです。

 そう考えると、横山ホットブラザーズがのこぎりで奏でる

 お~ま~え~は~、あ~ほ~か~

っていうネタも、日本語ならではっちゅうことになります。ホットブラザーズがもし、みんなアメリカ人だったら、のこぎりで言葉を出そうなんて発想にはならなかったでしょうね~。


 あんな顔のアメリカ人がいたらおもろいなあ。