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日本語教師の見た中国とか…

日本語教師が見た中国をつらつらと綴ろうとはじめました。帰国後、大学院生を経て今はとうとう専任日本語教師だ~。

たまには文法の話

2005-12-07 12:21:29 | 日本語教育
 今日の授業内容は使役表現でした。

 日本語の使役はちと困る。

 (人)を 自動詞      子供を遊ばせる
 (人)に(~)を他動詞   子供に中国語を習わせる

 なんていう仕組みになっており、これが非常にややこしいんですね~。上の例文見てても、同じ‘子供’という名詞を使っているのに、を格だったりに格だったりして、なんだかキレの悪いフォークボールみたいです。

 日本語ネイティブにすりゃあ、簡単なことで、

 対象を表す名詞に‘を’をつけておけばいいんだよ、コノヤロー。

ってなもんでしょうが、外国人にはどういっていいのかいまだによくわかりません。しかも、

 子供に嫌いな牛乳を飲ませる
 子供にすきな仕事をさせる

なんていう、強制使役と許可使役をまったく同じ形でやってしまうなんていう荒技も、日本語では行われるんです。さしずめ make と let がゴチャゴチャになっているのでしょうか。

 なんで日本語では強制と許可をいっしょにしてしまったのか?

「嫌いな牛乳を飲ませる」ことと「好きな仕事をさせる」ことは全く違うことのような気がします。おもしろくもない話をえんえんと聞くのと、おもしろい話をワクワク聞くのとでは全然違うように・・・。強引にモノを取ったら犯罪で、許可があれば合法であるように・・・さわったら痴漢で、ふれたらセーフであるように
 
 ・・・もう例えはええっちゅうねん。しかも最後の例はまと外れだし!

 そういえば、知り合いの女の子は、

 「これ食べてもいいですよ~」

 などと許可表現で言いながら、いっつも強制的に私に余り物を食べさせてきます。


 よく考えると似たような概念なんでしょうね~、この二つは。 

もういっちょピンニャオ

2005-12-05 12:57:04 | 日本語教育
 日本語教師の同僚で、かつ院の同級生であるピンニャオ(詳しくは一個前のブログを…)、・・・無類の酒好きです。

 数年前、院のみんなでお好み焼きを食いに行こうと決まっておりました。予定の時間になって、みんな集まったのに、ピンニャオだけちっとも来ないんです。

 「何してるのかな~」

待てども待てども来ないので、みんなちょっぴりイライライライラ。

 代表の一人が電話をかけることになりました。

 トゥルルルトゥルルル、「おう、もしもし、何してるの・・・・・・・・」

いろいろ話す事3分くらい。

 なんと電話の向こうでピンニャオはお酒を飲んでいました。なんでも飲み会に誘われたのでそちらを優先したとか・・・。

 今でも語り草になっている彼の伝説です。

 そのあと、みんなにボコボコにされたことは言うまでもありません。ただ、なんでか彼を憎むことはできないんですよね~、人間らしいと言うか。日本語教師にはめずらしいんですよ、こういうグニャグニャした人。うまく言えないけど…


 ピンニャオは無類の酒好きです。


 食べ物にはあまり興味のない男です。
 

日本語教師の同僚

2005-12-03 14:55:22 | 日本語教育
 同僚でもあり、大学院の同級生でもある友人のピンニャオ(仮称:日本人愛知県民だみゃー)、彼は仕事のない日はいつも本を読んでいます。

 漱石の「三四郎」に広田先生ってのが出てきますが、ピンニャオはそれにそっくり。

ピンニャオとは、漢字で書くと「頻尿」と書き、要は、トイレが近い男なのです。その事実がいつのまにか留学生にも広まり(私が広めた感もあるけど…)、留学生が彼の近くを通ると、
 
 「ピンニャオ、ピンニャオ」

とささやくようになってしまいました。そんなこんなで、あだ名が定着。まあかっこよく言えば私が産みの親です、ろくでもないあだ名だけどね~。

 もくもくと本を読んでいる彼は、ほんとうに研究者って感じなんですが、もんのすごいアル中でもあります。暗くなると何も手につかなくなるとか…
 
 酒、酒、酒・・・って感じ

シラフだと、むす~っと無愛想なのに酔うと、ぱーっとめちゃくちゃ明るくて社交的になります。例えるなら、ピグミンの頭に花が咲いて、動きが速くなる感じ。ピンニャオのコードネームは、

 黒ピグミン。

誰でもが思う疑問。

 「ピンニャオはちゃんと日本語の授業ができているんだろうか?」

 男性日本語教師は変人が多いと言われますが、そのイメージを一身に背負っているのが彼なのであります。ま~ね、いろんな先生がいたほうがいいと思うんだけど。私も変人だしね。
 

 友人のピンニャオ、いつも本を読んでいます。

 
 今日もシラフのうちは、彼に接触しない私です。

お酒の量

2005-12-02 17:03:12 | 日本語教育
 ベンくん(仮称)が、すんげーしかめ面しながら話していました。

 ベン 「俺のホストファミリーはクレイジーです。(彼はいつも‘俺’を使う)」

 私  「どうしたの?」

 ベン 「毎日ビールを四本も飲みます。」

 私  「ええ!?一人で?」

 ベン 「いいえ、四人で。」

な~んや、一人一本くらいならええやんかってなもんですが、彼にとっては、ものすごく大酒のみに見えるみたいです。

 よくよく考えてみると、昔はお酒なんか飲めなかった私も、長い中国生活で幾たびか中国人の方々にぶっつぶされて、いつのまにかお酒のみになっております。確かに10年前の私ならベンくんのような感想を持っていたに違いありません。

 「一人一本くらいなら普通やん!」と言いそうになりましたが、そこはグッとこらえて・・・

 「うふふふクレイジーですねえ。」


 うわ~こんな偽善者になっている自分が嫌だ~!!!


 部屋の机には焼酎サーバーがドカンと置いてある私なのでした。

 
 酒はね、百薬の長なんですよ。おほほ。

お化粧のわけ

2005-12-01 13:08:43 | 日本語教育
 授業中に、なんだかサリーちゃんの雰囲気が違うなあと気付きました。回りの人が髪を切ったりしてもたいして気が付かない私でも、この雰囲気には気付かされてしまいました。

 あ~なんだ、今日はお化粧してきてる!

気付いてマジマジみると、ほりの深い彼女は化粧すると本当に映えるんです。なんだか見れば見るほど別人みたいだ。

 ふふふふ、やっと私の魅力に気付いて色気づいたのね…
   ↑
 ブログだからこんなこと書いてるけど、ほんまに思っているわけじゃないですからねー
 
 まあ、でもなんだか気になるので、ついつい聞いてみたくなる私。このへんがデリカシーのなさかなあ。

 サリーちゃん「放課後みんなでカラオケに行くんです。」

な~んだ、きっとお友達の中にはかっこいい子がいるんだろうなあ。なんだか、かわいいなあ。

 
 っていうか僕も誘ってくれたらいいのに~

ガガガSPを、みんながひくくらいに熱唱してやる!

 
 ♪晩秋の夕暮れはーぼくのこーこーろーをなごませるー
 

長電話

2005-11-29 14:28:56 | 日本語教育
 6年前に中国で教えた学生から、電話がかかってきました。今は京都で大学院に通っている学生です--ウランちゃん(仮称:ウランホト出身だから)。話の内容は、

 恋愛の相談・・・っていうか50%くらいはのろけ話だった。

 「こっちは忙しいんだよ(本当はたいして忙しくもないんだけど)!のろけはヨソでやっとくれ!」

 と思いつつも、グダグダと話を聞いていました。もっぱら聞き役の私。

 ふと気が付くと、「自分が外国人と話している」っていう実感が全くないのに気付きました。完全に流暢なコミュニケーションが淡々と進んでいるんです。

 「恋人は追いかけると逃げるもんだ」とか「結婚というのは目標ではない」などといった、けっこうややこしい話をつらつらと語っているんですよ。電話をきって時計を見たら、

 なんと40分しゃべってた。ええ、そんなにしゃべったっけって感じでした。


 つい先日私は日本語のダメな友人に、中国語で電話しました。

 「わはははは、俺もやるなあ、中国語だけでメチャメチャ長電話してたわ~」

と思ってすんげ~上機嫌で携帯を見たら、


 「1分17秒」という表示が・・・


時間って主観的に流れるものなのね。


 そんなことはどーでもいいんだけど、教え子の成長(日本語のね)ってのはうれしいものです。


 早く偉くなっておくれよ。

ことばのニュアンス

2005-11-28 12:55:33 | 日本語教育
 ぶらりと買い物にスーパーへ行きました。

豆腐のコーナーにすんげー派手な豆腐を発見して、思わず見入ってしまいました。

メーカー名は・・・

 「男前豆腐店」!!

商品名は・・・

 「湯豆腐野郎」!!!

な、な、なんというインパクト。家には豆腐が二丁もあるのに、即買いしてしまいました。秒殺ですよ。

 言葉の持つ細かいニュアンスってありますよねえ。言語学では換情的特徴とか言うらしいですが、「湯豆腐野郎」が持つニュアンスは、なんとも説明しがたい味がありますねえ。

こういうニュアンスはなかなか留学生には説明できないなあ。力強さとか、頑固さなんかがにじみ出てて、思わず手が出てしまいます。調べると結構人気メーカーみたいですね、男前豆腐店。
 
 僕は味なんてさほどわかりません。違いの分からない男です。きき豆腐なんかがあったら、3分くらい考えて、

 「これは絹ですねえ。」

くらいのコメントしかできません。でも名前のインパクトで豆腐を買ってしまう自分を見てると言葉の力は偉大だなあと実感してしまいます。

 ちなみに、私が今着ているチャンチャンコは、母親が買ってくれたもの。

 ブランド名は・・・

 「ホカホカ野郎」!!!←ホンマですよ~

 親子の血は争えんなあ。 

マイヤヒ~

2005-11-24 16:23:54 | 日本語教育
 今の教え子はなんとルーマニア母語話者なんです。ベンくん(仮称)、ブリスベン出身だから・・・

・・・だったら、フランス出身なら‘ンス’君になるのか?!みたいなつっこみはなしよ。

 話は変わる。

 マイヤヒ~♪って能天気に歌っているあの歌、実はルーマニア語の歌なんですね。今日、ベン君が歌詞の内容を説明してくれました。

 「まいやひ~ってところには意味はないです。ララララ~って言ってるのと同じ。」

へ~、じゃあルーマニアで「○○まい」っていう名前の子は「○○ララ」になるのか?うふふふ、なるわけないっちゅうねん。    
                                     ↑なんかガンダムに出てきそうな名前だなあ。

 詳しい内容は忘れたけど、要はラブソングなんだって。

よくよく考えると、ルーマニア語ネイティブに歌詞の説明を聞けるなんて、贅沢な話ですよねえ。日本に何人おるんやっちゅう話ですよ。

 
 ベン君はなんだかかっこいい。


 僕がもうちょっと若かったら、手だしてるかも。・・・・・ってなんでやねん!

 ♪どんどおんどん、乗りつっこみ、どどんどどん、大失敗。

 久々の安田大サーカスでした。

ばくだん岩さんの結婚

2005-11-21 13:33:58 | 日本語教育
 まだ私がピチピチの日本語教師の頃、教え子の中にえれ~年配に見える学生(年齢不詳:モンゴル族中国人)がいました。たぶん僕よりは年上だろうな~ぐらいに思っていたんですが、彼は顔がまんまるで、しわが多く、ドラクエにでてくる「ばくだん岩」そっくりなんです。

 ひえ~、鳥山アキラもびっくりするだろうなあ、と思ってしまいました。

ばくだん岩さんは、日本語がめちゃくちゃうまく、僕のクラスでもダントツのトップでした。

 彼のクラスを持ってからもう6年経ちます。先日久々に連絡があり、もう結婚して日本に住んでいるから遊びに来ないかと言うんで行ってまいりました。

 彼は6年経っても相変わらず年齢不詳で、むしろ若返った感じでした。何より奥さんがどんな人かすんげー楽しみでした。

 「主人がばくだん岩なんだから、奥さんはきっとホイミスライムか、ええとこエチゼンクラゲだろう。」

 みたいな失礼な期待をしつつドアを開けて見たら・・・・・・なななんと、すんげー美人だ!!

 よかったエチゼンクラゲが出てこなくて…

 いやいや大変失礼しました。

 教え子さんたちに会うのって楽しいです。いろんなびっくりがあって。


 ドラクエ知らない人にはなんのおもしろみもないブログですんませんでした。

気になる日本語

2005-11-19 14:08:00 | 日本語教育
 テレビのコマーシャルでひっかかってしまいました。

 「韓流ブームに便乗して、化粧品まで売ってしまえ~」

 みたいな、コマーシャルがあるでしょ?

 韓国の薬草だかなんだかがつまってるんだぜ!おまえたちもユンソナみたいな美人を目指せ~っちゅう感じの化粧品のコマーシャルです。あえて商品名は出しませんが、韓国人の女優さんが出てきて、最後に
 
 「美肌の国から」

っていう文字が画面にでてくるやつです。

 そこで気になるのは、その女優さんが発音する日本語、どー考えても

 「ピアダのくにから」

っていうふうにしか聞こえません。職業病ですねえ、そんなしょーもないことが気になってしゃーないのだ。

 日本語教育の参考書などをパラパラめくると、韓国語の特徴として、

 ・語頭では有声音が現れにくい
 ・は行の子音は、他の音と連続すると吸収される

っていうような記述が目につきます。つまり、

 ‘びはだ’と言う時、有声音の‘び’が無性化して‘ぴ’になり、‘は’の子音は吸収されてしまい‘あ’となるわけです。結果的に、
 
 ‘ぴあだ’

っちゅう発音ができあがるわけなんですね~。韓国語の特徴が日本語の発音に転移しているんです。

 へ~、へ~、へ~、

と思うんですが…


 テレビコマーシャルに出すなら、ちゃんと発音練習してやれよ!!


 わざとやってるのかなあ 


 久々にカタいブログを書いてしもうた。

日本の冬

2005-11-16 13:36:44 | 日本語教育
 すっかり寒くなってきましたね~。教え子のサリーちゃんはすっかり厚着をして日本の冬を警戒しまくっております。

 「イギリスの冬は寒さがグラジュアリーで、日本は違う・・・」

要は突然寒くなったやンけーってことが言いたかったみたいです。本当に寒そうにしててかわいそうなんだけど、教室はまだ暖房が入っていなくて寒いんです。かわいそう。

 私     「住んでるところは暖房があるの?」
 
 サリーちゃん「ありません。」

 私     「ええ、夜はどうするの?」

 サリーちゃん「9時に寝ます。」

わははははは、それは健康的でいいですね~。

 実は今日、「よく寝たのに、まだ眠いです」っていう例文で文型導入しようと思っていたのですが、そんだけ完璧に睡眠とってたら眠気もないみたいで、用意した例文が使えませんでした。

 普通朝一番のクラスなら使えるんだけどなあ、この例文。

 
 ちょっぴり焦った。

カレー論争再び

2005-11-10 14:10:56 | 日本語教育
 教え子のインド人サリーちゃんについついカレーネタをふってしまう自分がなさけないという話を以前書きましたが、今度は教科書に長文としてたまたまカレーネタが出てきました。

 カレーはイギリス経由で入ってきて、今や日本の文化である。

みたいな話が、長文になってツラツラと書いてあるのです。まあこれはいいとして、最後のほうで、

 日本のカレーを食べたインド人も、これはおいしいと思った。

みたいなセンテンスが出てくるんです。事実に基づくかどうかは別として、インド人に面と向かって教えている私にとって、インド人のコメントを安易に扱われると困るんですよねえ~~

 サリーちゃんは運良く、日本のカレー容認派なので、不満もなくこの文を読んで、機嫌よく帰っていきましたが、そんなインド人ばかりとは限らないでしょう。カレー原理主義的過激派のインド人がクラスにいたら、きっとガヤガヤ文句も出たのでは…

 「カレーは頭にターバンを巻いて手で食うべきだ!!」みたいな。
   ↑
  偏見のかたまりでごめんなさい。

 日本人だって寿司にこだわってて、カリフォルニアロールは邪道だみたいに憤慨しているおっさんを見たことがあります。そういう人って、オリジナルなものしか認めないんでしょうねえ。

 僕がひっかかったのは、すげーメジャーな教科書なのに、安易にインド人の感想なんかを載せてる点で、きっと

 「インド人がこれを使うことはあまりないだろう」

みたいなスキが見えたんですよねえ。

 思い込みかなあ。

あ、ちなみに僕はカリフォルニアロール容認派。食ったことないけど・・・

留学生の食事

2005-11-09 12:01:49 | 日本語教育
 日本は物価が高い国です。アジアから来る留学生はバイトしたりして、一生懸命学費を稼いでおります。なので食事も自炊が中心になります。うちのアパートでは、毎晩12時くらいに、

 ジュワージュワー

って何かを炒める音が響き渡ります。きっとバイト帰りの学生が料理を作っているのでしょう。

 ところが今教えているサリーちゃん(仮称)は、ホームステイなのです。ホストマザーがなんでもイタリアンとフレンチの資格を持っていて、毎晩豪華なものを食べているというのです。

 「昨日はフレンチでした。」

なんというセリフをのーのーと言うのです。

 こらーー、僕なんか昨日、そば屋でなんやわけのわからん定食食らっていたのに・・・

 留学生の食事っていろいろなんだなあ。


 フレンチなんて、どんな料理なんだか想像もつかないよ。

 でんでん虫?
 
 ←これはカメ。

納豆仮説

2005-11-08 14:44:50 | 日本語教育
 大学院でお勉強しながら、日本語教師をしております。っていうか日本語教師をしながら、大学院で勉強しているって感じです。うちの院には、ものすごく日本語のうまい留学生がゴロゴロしていて、長年日本語教育に関わっている自分でも、

 ええ?日本人じゃなかったの?

みたいなうまい子もいます。それだけうまいとバイトとかもひっぱりダコみたいで、韓国からきたシンさん(仮称)は、宝塚でタカラジェンヌに韓国語指導をしていました。台湾から来たカンさん(仮称)は、ダイエーの王監督の通訳をしたとか・・・

 ちなみにシンは韓国の代表的インスタントラーメン、カンは台湾の代表的インスタントラーメンで、本人たちとは無関係です。ちょっと細かすぎるボケなので、読み流されてもつらいなあと思い、こんなどーでもいい注釈を書いておりまする。

 そんなこんなで(どんなんや?)、日本語ペラペラの留学生に会うと、私は必ず聞く質問があります。それは・・・

 「納豆好き?」

これって、バカげてるとお思いかもしれませんが、納豆の好悪と日本語レベルはおそろしいほど比例しているのです(僕の周りの数人だけですが・・・)。納豆好きな人は、日本語もうまい。いやいやいやいやホンマですって。

 それだけ日本文化に溶け込んでるってことじゃないのかなあ。

 別に納豆食ったから日本語がうまくなるわけじゃないでしょうねえ。口がネチャネチャしてるとしゃべりやすいとか…ありえへん!

某留学生が、先日ボーっとしている私の背中にコツンと蹴りを入れてきました(蹴りといってもかわいいもんなんだけど)。

 私「なんだなんだ?」

 留学生「蹴りたい背中だったので…」

これもすげーですよねえ、日本の芥川賞(直木賞だっけ?)を理解しているなんて相当なもんですよ。日本社会にどっぷり。


 でもでも、私はどんな背中やねん!

「セクシー」と「色っぽい」

2005-11-07 13:58:00 | 日本語教育
 類義語に関する質問は本当に多いです。タイトルにあるふたつの語彙は、いったいどこが違うんでしょうね~

 「そんなもん簡単じゃい、セクシーは杉本彩、色っぽいのは黒木瞳にきまっとろうが!」

などと言ってみても、何の説明にもなっていないんですよねえ。そもそも留学生にそんなこといっても、

 「スギモトアヤって誰ですか?」

って聞かれるのが関の山。

 「杉本彩っていうのはな、ちらっとエッチなポーズをしたりしてなあ、要はセクシーなんじゃよ。」

みたいな、結局余計な説明が必要になるし、答えにもなっていない答えをするハメになります。


 審美眼は文化によって違うように、何がセクシーかってのも文化によって違ってくるかもしれませんねえ。そういう風に考えていくと、「セクシー」と「色っぽい」の違いを説明するなんて仕事は、一日本語教師には重すぎる負担です。

 

 $%#!$”%!…あわあわといろいろ一生懸命説明した私なんですが、学生は一言。

 「あああ、ちょっと太っている人がセクシーなんですね。」

 コラコラ、そんなこと言うてないやんけ。

 そんな定義なら、山田花子がセクシーになってしまうもの。