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日本語教師の見た中国とか…

日本語教師が見た中国をつらつらと綴ろうとはじめました。帰国後、大学院生を経て今はとうとう専任日本語教師だ~。

ジェネレーション

2006-02-01 13:54:46 | 日本語教育
 「自分は確実におっさんに近づきつつある」

そんなことはわかっているんだけど、まだまだ留学生とは友達感覚(なあなあという意味ではないのよ)のつきあいでいたい!と思ってしまう微妙な年頃です、31は。

 今朝、授業に来たら、ベンくんは今まで撮ったプリクラを一生懸命整理していました。いや~ひさしくプリクラなんかとってへんなあと思って覗いたら、

 今のプリクラって、こんなにバリエーションあるの・・・?

ってくらい、いろいろなものがありました。僕のときなんてせいぜいみんなで並んで撮って、背景をちょっと選ぶくらいやったのに。とにかく、完全についていけてないなあ。
・・・ハア、ちょいとショックだ。

 「僕はビューティフルサウスとか、ブラーが好きだ。」

なんて言ったときに、

 「ちょっと古いですね。」

って言われたこともあるんです。僕らの世代では全盛だったのになあ。これもショックだ~。こんなんじゃとてもとても、ビートルズ、ドアーズ、ザ・フーなどの話はできないよ。

 もはや、学生さんと、世代がガツンと離れてしまったのかも。そろそろ接し方も変えて行かねばならないのかなあ・・・



 授業が終わってベン君は、

 「今からたまごっちを買いに行ってきます。」

とウキウキで去っていきました。

 
・・・やっぱ、ついていけんなあ。

一オーストラリア人が見た日本

2006-01-30 14:50:39 | 日本語教育
 今日はベンくんのプレゼンテーションでした。パワーポイントにいろいろビデオを織り交ぜて、なかなかの発表でした。テーマは・・・

 「日本人大学生について」

日本の大学では、授業中に携帯メールをしたり、寝てたりと、学生の態度にびっくりしたとか。それで、大学生をつかまえてインタビューし、

 いったい君らは、大学になんで入ったんや?

みたいな、かなりピリリとスパイスの利いたプレゼンテーションでした。プレゼンテーションを見に来ていた学生さんたちもちょっと照れ照れで、気まずそうでした。彼の主張としては、

 「高校のうちからインターンシップなどをして、職業意識を高めよう」

という、とても正論でした。確かに自分も日本語教師という仕事に気づいたのが大学5年生の時でした。もっと早く知っていたら、今頃どこかで、とっくに専任の日本語教員とかになって、えらそうに授業していたのかもしれません。せめて4年生で知りたかった(じゅうぶん遅いっちゅうねん!)。

ちなみに大学では琵琶湖の漁業について卒論を書きました。あのころは、スキあらば漁師になってやろうとまじめに考えていました。今とえれーちがいやなあ。

 でもでも、回り道した故の今の自分みたいなのも大事な気がしますねえ。専門学校での日本語教師希望者はほとんどが、社会人上がりです。つまり、いったん働いてみて、やはり日本語を教えたいって専門学校に戻る人がかなりいます。そういう迷い悩みつづけるプロセスは決して無駄にはならないはず。

 ベンくんのプレゼンをみて、やけにみんなシュンとなってしまい、各々自分の学生生活を振り返ってしまいました。聴衆(日本人大学生)にとってはとてもいいチャンスだったようです。

でもでも、僕は、こうやって、外国人に何かを指摘されると

 シュン。

と反省してしまう素直な日本人が愛おしくてたまらない。

 
 ベンくんの人柄もあるけど、まだまだ若い子も捨てたモノじゃないですよ。


 
「おれは4年間遊びに来たんだよ!その後、ずっと死ぬ気で働くんだよ!」

 な~んて、逆切れしてもいいのに・・・

コリアンアクセント

2006-01-28 15:44:07 | 日本語教育
 テレビをぼうっと見ていたら、ちまたで有名なチャンドンゴンがアップで現れ、こうのたもうた。


 「あなたがすきです。」

 「あなたのはだがすきです。」


うわわわわ、なんだか迫りくる迫力だなあ。そう言えば前、ダウンタウンのまっちゃんが、このモノマネをしていて、みんなが笑っていました。

 外国人の日本語を笑うってのは、日本語教師としてモラル違反だってのはわかってるんですよ。わかってる上で話を進めると、なんであのような迫りくる日本語になるのか?っていう純粋に言語学的な疑問が湧きます。

 朝鮮語の解説書を見ると・・・

 朝鮮語は言葉にアクセントがつかない。強弱は任意でつけられるが、弁別機能はない。


とあります。簡単に言うと、まったく抑揚がなくしゃべっても問題はないということです。つけたとしても強弱なので、日本語とはアクセントタイプが違います。日本語は言葉に高低でアクセントをつけるので、

 あなたがすきです(低高高低低高低低)

ってな具合になります。

それらの高低をあまり気にせずしゃべると、チャンドンゴンみたいな、若干強弱付きで、高低のない日本語になるのかなあと、考えておりました。(こんなよけーなお世話でどうでもいいことばっかり考えてしまうのは日本語教師の職業病でしょうねえ。)

日本語では二人称代名詞もほとんど使わないので、わざわざ「あなた」というのも、ちょっと不思議な感じになるのかもしれません。


 「わたしはあなたをあいしています」


なんつって告白する日本人あんまりいないですもんねえ。


くれぐれも誤解しないでくださいね。これは決して、チャンドンゴンを批判しているんじゃないんですよ!(なんとなくファンの方の批判が怖いから。)

方言と共通語

2006-01-20 00:41:15 | 日本語教育
 兵庫在住の知り合い(日本人)から質問を受けました。

 「‘行けません’と‘行かれません’の違いはなんですか?」

‘行けません’は‘行きません’の可能の形です。では‘行かれません’はどうなるのか?これは‘行かれへん’という関西弁の可能の形と‘行けません’という共通語を足して2で割ったものでしょうね。巷で言われるネオ方言ってやつだと思います。

 日本人でも、方言と共通語の区別がかなりあいまいになっているんでしょうねえ。

そもそも、関西でずっと生活するなら、共通語は関西弁になるわけですから、一概に方言だからと言って軽視してはいけないような気がします。

 「教科書に載っている日本語が、街の人の話す日本語と違うやないけい!!」

という苦情をよく耳にします。教科書はあくまで共通語ベースですからねえ。日本語に限らず、何語でも起こっている問題なのでしょうね。

 関西弁を軽視するつもりは決してありません。ただ少なくとも初級では、教壇に立ったら共通語にスイッチするのが私のポリシーだったのですが、最近ではかなり怪しくなってきております。


 「先生、黒板の字がよく見えへん。」


 「こらこら、教室では関西弁使ったらあかんよ!」


 こっちも関西弁になってるがな!

進路相談

2006-01-18 12:49:22 | 日本語教育
 かつての教え子から連絡があり、ちょっと会って話をしました。なんでも相談があるというのです。プライバシーなので、国籍は秘密。

 留学生X 「先生、ホストってどう思う?」

      「なんですか?突然」

    X 「みんなは僕がホストに向いてると言います。」


 それで悩んでいるのか~。よくよく聞いてみると、ホストクラブから誘われているとか、友達に紹介してもらえるとかそういった具体的な話はまったくなくて、ただ漠然と悩んでいるようなんです。


 正直言って、彼は向いてる。かっこいいし、しゃべりはおもしろいし。


 でも、こんなときなんていったらええんかわかりませんよねえ。しかもホストは見かけによらず大変な仕事であるってアキラというホストの人が言うてましたしねえ。こっちも安易に進めるわけにはいきませんよ。なによりなにより、大きな問題。


 彼は酒にめちゃうるさい。


「ビールはだめ」とか「ショウチュウは臭い」とかのうのうとぬかしやがります。それじゃあ厳しいんじゃないかなあ。「それなら、すきな飲み物は何なの?」と聞いてみたら・・・


 カルピスチューハイ

  ↑
 おこちゃまやんけ!!
 

 とりあえず、「めちゃめちゃお酒を飲む仕事ですよ」と、わかってるんだかわかってないんだか、どうでもいい情報だけ伝えて切り抜けました。


 でもでも、やっぱ彼は向いている気がするんだなあ。


 でもでもカルピスチューハイばっかじゃなあ。

日本語教師の作り方

2006-01-13 17:13:58 | 日本語教育
 「高校生のキャリアガイダンスとして日本語教師を紹介して欲しい」

という指令を受けて、大阪の某高校へ意気揚揚と行ってまいりました。学生200人を相手に日本語教師という仕事を紹介するという、結構緊張する講演でした。

 「200人中、100人は日本語教師にしてやる!!」

と鼻息荒く向かったのですが、これがなかなかツワモノ揃いで、なかなか乗ってこない。興味しんしんで聞いてくれる子もいるんですが・・・

 ボケても笑ってくれない。

これはサブイですね~~~。「あ~変なおっさんが来てスベッテはるわ~」という目で見てる子もいたんだろうなあ。


 高校生は何がすきなんだろ???


日本語教師の仕事内容、給料の安さ、青年海外協力隊の紹介、中国で見つけた変な看板(これは話の本筋とは関係ない)、そして何よりも、日本語教師のおもしろさを一生懸命語ること1時間。

 あ~これでちょっとは興味を持ってくれただろう!

と強引に自己完結して帰ってきました。かえってぼ~~っとしていたら、えれ~ことに気付きました・・・


 どうやったら日本語教師になれるか話していなかった!


ほんまに実のない話やったなあ。あ~今日もニガ笑い。

 ここに書いとこ。

  ① 大学で日本語を専攻する

  ② 専門学校で420時間のコースを終える

  ③ 日本語教育能力検定に合格する

 上のどれかを満たすこと。


 今さら書いてもアフターザカーニバル、「あとの祭り」だなあ。

親子丼について考える

2006-01-11 13:03:12 | 日本語教育
 日本語の某中級教材には、丼ものについての解説が出ています。その中にある親子丼の説明が、留学生には妙にひっかかるらしいんです。「鳥は卵を産むから、親と子であり、そこから親子丼という名前ができた」というようないたってシンプルな説明なんですが、よくよく考えると結構残酷なネーミングですよねえ。

 親子をまとめ食いするんだぜ!

みたいなわけのわからない気合いが伝わってきます。

 教科書的には、ちょっとしゃれたネーミングですよっちゅうようなつもりで載せたのかもしれませんが、僕の知る限り、留学生はいつも「ええ!まじかよ!」みたいなネガティブなリアクションをするのです。

 今日もその解説文をベン君と読んでおりました。

 「お・や・こ・・・チキンとタマゴで、ペアレンツ、チャイルド、ドンブリ、わーお!キモチワルイ!!」

絵に描いたような予想通りのリアクションでした。

 
 う~ん、考えれば考えるほどキモチワルイネーミングですよ。

 
 いっそのことチキンエッグファンタスティックボウルなんていう、わけのわからん英語にしてみては?


 テイストもあったもんじゃないけど。
 
 

エジプト

2006-01-10 11:08:58 | 日本語教育
 友人の日本語教師がエジプトに行くことになりました。といっても、ピラミッド観光七泊八日ツアーみたいなもんとちゃいますよ。

  仕事です、仕事、日本語教師として。

僕も次海外に出るときは、中東か南米だと心に決めていたので(勝手に思い込んでるだけだけど)なんだか先を越されたようでくやしいなあ。まあエジプトは微妙に中東からずれるんだけど・・・

 なんでもピラミッドが近くにある街だとか・・・

あ~うらやましいうらやましい。でも負け惜しみ言うわけじゃないけど、

 見慣れたら何でもいっしょやろなあ。

かつて私は中国にいたとき、友人を連れては幾度となく万里の長城に上りました。当時の私は、地元の人が使うローカルバスの路線まで覚えてしまい、たった200円くらいで北京から往復できるという技術(今となっては何の役にも立たないけど)を持っておりました。

 あんなもん、感動するのは初回だけですわ。

二回目からは、あ~うっとしい坂やなあ、ぐらいの感想しかなく、

 「入り口で待ってるから、勝手に登ってきて」

などとガイドを放棄してアイスキャンデーを食っていたこともしばしば。


 それでもね、一回見たいな、ピラミッド。


 最後は俳句調にまとめてみました。

年賀状

2005-12-29 13:04:32 | 日本語教育
 この時期になると学生さんから「住所を教えてください」メールがポツポツ届きます。よくよく考えると、私の友人にしても、メールアドレスは知ってるけど住所はわからんっちゅうような友人がいっぱいおります。年賀状を書くには不便ですよねえ。

 情報ツールはすっかり原始メールから電子メールに変わってしまったのだなあ。

みかん食いながらしみじみとどーでもいいことに感慨深く思ってしまいました。仕事がないと、毎日ヒマだからなあ。非常勤日本語教師のかなしくもうれしいところ。

 そもそもメールというツールは我々のコミュニケーションを真に助けてくれているのでしょうか?ごっつ、短いメールとかを受け取った時のさびしさ、大量送信で友人からなんだかよくわからない情報が送られてきた時の悲しさ、便利さゆえのよくわからん感情が、メールにはつきまとっているような気がします。

 な~んてどーでもいいことを考えてしまうのも、ヒマだから。

よくよく考えたら、自分はまだ年賀状を一枚も書いていない。グダグダしているヒマなんてないのだ!

 んん?そう言えば、僕の住所を聞いてきた学生は、去年も一昨年も聞いてきた気がするぞ!

 こらこら、メモしておいてよ。んも~う。


 なんて憤慨しているヒマがあるなら、とっとと年賀状書かねば。


 でもだめだ、お尻がこたつから離れないよ。

イブイブ

2005-12-24 13:53:13 | 日本語教育
 世の人々が浮かれている師走の中でも、特に若者が浮かれるイブがやってまいりましたねえ~。

 あ~ルミナリエに隕石とか落ちたらいいのに。

 ビッグステップが地震で倒れたらいいのに。

な~んて毒づきたくなるほど、世の中浮かれておりますねえ(マスコミだけかなあ)。

 実家から電話があり、
 
 「滋賀北部はえれー大雪で、雪かきに疲れたから、手伝いに来てくれ」

とのこと。まじかよお、今日はみんなのテンションが上がるイブだぜ~と思いつつも、断る適当な理由が思いつかず、今から帰郷です。雪かきのために・・・

だいたい親父はいつも早朝のモヤモヤした時に電話してきて、言いたいことを言って、切ってしまう。なかなか鋭いストラテジーだなあ。

 昨日大学院の後輩の留学生が日本人の同級生と話をしていました。その留学生は中国人のかわいい女の子です。イブは同級生で集まって鍋をするらしいのですが、「イブの日はバイトがあるから鍋に参加できない」と言って断っているところを、たまたま耳にしてしまったのです。その後、すんげー笑顔で、

 「みんなが遊んでいる時は、仕事をするんですよ、ふふ。」

って言った言葉が、なんだかえらく私の胸に刺さってしまいました。


なんだかせつない。


はあ~、僕もまじめに雪かきしよっと。

アルバイト

2005-12-18 15:49:26 | 日本語教育
 日本は物価が高く、留学生はどうしてもアルバイトをせざるをえません。いつのまにか、バイトがメインになって授業がグダグダになってしまう子もいます。バイトがしんどいのでしょう。最近思うことは、バイトを母国でやったことがあるかどうかが結構大きなポイントじゃないかと思うんです。

 バイトって結構いろいろ大変ですよねえ、人間関係とか、仕事態度とか…

今まで自分の国でバイトをしたこともないのに日本に来ていきなりバイトデビューみたいな学生にたくさん触れてきました。これって、バイト自体から来るショックと日本語に関わるショックとで二重の負担なんですよねえ。

 そりゃー大変だ。

 今の学生、ベンくんは、オーストラリアの空港の喫茶店でウェイターをしていたとか・・・日本人が来て話しているとことに突然割り込むのが楽しみだったんですって。彼は、日本へ来ても楽しそうにバイトしています。「とんこつラーメン」っていう発音がメチャクチャきれいです。ラーメン屋さんのバイトしているから。


 経験ってのは大事ですねえ、お金では買えない。


 ちなみに私は大学生時代肉屋で働いており、あだ名はブッチャーでした。


 今でも「ぶっちしよーぜー」とか「ぶっちゃけ~」なんて言葉を聞くと


 なに?


 って反応してしまう。

トートロジ

2005-12-16 17:01:57 | 日本語教育
 ちょっと硬い話をひとつ。

 「XはXだ。」のような文をトートロジといいます。このような不思議な文を一生懸命研究している方がおられるんですねえ。

 「ねずみを取ってこそ、猫は猫だ。」

これはカテゴリーの線引きに関わるとか、つまり猫というカテゴリーを決める時に、ねずみを取るという基準で決めるとか…まあ難しい話は置いておいて、もうひとつ。

 「トートロジってなあに?」

 「あほ、トートロジはトートロジやがな、さっき教えたやろ!!」

みたいに、何かと何かと同定する時に使うんだとか…ほかにも、

 「今は、時期が時期だけに、バリ島には行かないよ。」

なんていう例もあります。 

 すごいんですよ~、こんな感じで、トートロジも分類したらすんげーいろんなバリエーションがあるんです。文法研究者というのはこういった言葉の妙を細かく分析しているわけで、普通の人が見たらどう思うんでしょうねえ。なんてことをふと思いつき、ブログに書いてみました。


 僕はすんげ~おもしれ~って思いながら読んでしまうのですがね~


おもしろくってたまらないことがあったとして、それがなんでおもしろいのかを他人に伝えるのってすげー難しいなあと思う今日この頃。でも、人間、なんかかんか興味があるわけで、それぞれいろんなベクトルで物事をみているんですよねえ。

 あ~なんだか、まとまらなくなってきた。もう止します。


 所詮、ブログはブログだしねえ。


 みんなが楽しめないとダメです、おほほほほ。

漢字の感じ方

2005-12-15 16:54:17 | 日本語教育
 今まで中国人学習者ばっかり教えてきたので、漢字について深く考えることはありませんでした。黒板にちょろちょろっと漢字を書けば、「あ~~」って分かってもらえることが多く、漢字はコミュニケーションのツールだったんですねえ、今まで。

 ベンくんは、オーストラリア出身。

 あたりまえだけど、びっくりするくらい漢字がわからない。

今や、わたしにとって漢字は、ベンくんとの間に立ちふさがる障害以外の何ものでもないんですよねえ~。「二人の恋は、障害が大きいほど燃える」なんて言うけど、漢字は本当にやっかいなんだなあ。

 ただ、ベンくんなりにいろいろ漢字と格闘しているみたいで、時々「週」のシンニョウがちゃんと書けたりするだけで、
 
 ワーオ、イッツナイス!

などと叫んでおります。それはそれで僕にとって新鮮な刺激。

 「先生、‘偶然’の‘然’は、何で‘犬’が入っているの?」

なんていう質問も出てきます。漢和辞典で調べると、‘然’の上半分は、犬の脂肉を表わし、下は火を表わすんですって、つまり、‘燃やす’っちゅう意味がそこから出てくるんですねえ。こんなつまらんブログ読んでても、ちょっとはウンチクがつくでしょ?

 でもでもでも、偶然の然がなんで、‘燃やす’という漢字なのかわかへんがな。

ちょっと考えてから、笑ってごまかしました。

 「えへへへへへ」


ほんまに漢字は大変だなあ。

サラバ、サリーちゃん

2005-12-14 15:10:02 | 日本語教育
 とうとう今日でサリーちゃんともお別れ。思えば生まれて初めてのインド人学習者でした。短期交換留学なので、もう帰国になります。授業が始まれば、必ず終わりは来るものす。

でも、何回やっても最後の授業ってのは苦手だなあ。

ビシっとかっこよくきめられるほど技術もないし、シミジミするようなウェットな授業は嫌いだし・・・とかくこの世はすみにくい。

 僕がブログで「サリーちゃん」と書いているので、ついつい授業中も「さりーちゃん」って呼びそうになって、かなり冷や汗をかくことの連続でした。本名はもちろん違うんだから、そんな呼び方しても、

 「誰やねん。」

って顔されるのがオチです。

 今後僕の人生でインド人の方を教えることなんてないかもしれないし、意外とインドに派遣されて真っ黒になって帰ってくるかもしれません。勢い余って「やっぱカレーはインドだぜ」などという本を出版するかもしれません。先のことはわからない、でもでもやはり、最後の授業ってのは後ろ髪をひかれるものです。

 あかんあかん、あんまりベタなことは言うたらあかんで~

とおもいつつも、最後に一言。

 「今でもカレー好き?」

あ~またまたアホな質問してもうた。


学習のない わ・た・し。

電話ラッシュ

2005-12-10 14:45:35 | 日本語教育
 なんだか今週はやったら教え子から電話がかかってきました。

 前にもちょこっと書きましたが、5年6年前の教え子達は、もうすんげー日本語がうまくなっていて、外人であるという意識もなく話せるんですが、今週は、あんまり日本語のできない学生達からトゥルルルトゥルルルとかかって来たのです。

 大阪在住のホンさんは、日本へ来たばかりのピチピチ。今年の夏まで私が中国で教えていた学生さんです。

 ホンさん「もしもし~せせせせんせいですか。」

     「おくさんがじゅじゅうににちに日本へいきます。」

     「せせせ、せんせいはわたしのうちへきき、きます。きます。きます。」

 電話ってのは緊張するんですよね~。もともとしゃべりの達者な学生ではなかったのですが、まあ、えれー時間をかけて話すもんだからなかなかコミュニケーションがとれなかったんです。

 電話を切って携帯を見たら、3分40秒。

 話した内容は、「奥さんがもうすぐ来日するから遊びに来てくれ」っていうだけのもの。

 10秒でおわるやんけ!!

 まあね、もうちょっと話す内容を考えてから電話すればいいのに~と思いつつも・・・よくぞ、がんばってかけてくれました!

 いろんなところでもまれながら日本語は上達していくのでしょう。


 なんだかこっちも、どっと疲れた3分40秒でした。