相田みつを美術館に行くと知人に言うと、書に関心があるのかと聞かれました。書ではなく、内容が癒しになると答えたのです。相田みつをさんが癒してあげようとして書いているわけではないとも。
展覧会に行くと、息子で館長の一人 (かずひと )さんの解説があり、癒しではなく自分自身に向けて書いているとのこと。
本人がどういうつもりかは別にして、読む人が書に向き合う姿勢や心境によっては癒されることは事実です。
さて、やっと日付は11月28日に。国立真美術館へ。チケットは観覧料1500円を新橋で1100円で購入済み。
ポスト印象派の作品が多いとのことで、同じく国立真美術館で行われた「オルセー美術館展」のイメージで行きました。しかし、見事に期待は裏切られたのです。
そういえば、あの時も点描画はよく思わなかったのですが、数は多くなかった。
今回は点描画がメイン。色彩を純色の小さな点に分解して描く分割主義は、色を混ぜて黒くなるのを避けるという解説。それを活かした明るい絵は多くないように思いました。
しかし、ありました。テオ・ファン・レイセルベルヘ「《7月の朝》あるいは《果樹園》あるいは《庭園に集う家族》」はよかったです。
なお、毎週火曜日休館で23日まで。