冬に逆戻り

　「暑さ、寒さも彼岸まで」と昔から言われるとおり彼岸を境に暖かくなってきた。と思っていたら冬の寒さに逆戻りしたよう。桜の咲く頃は「花冷え」と言いますがこんなに寒いものだったのでしょうか？毎年のことなのに覚えていないんですよ。

儲かれば何でもアリ？

　ライブドア事件の話ではありません。ショッピングセンター「ゆめタウン」に発火装置を仕掛けたとして逮捕された男はそのショッピングセンターを運営しているイズミの株を空売りしていました。
　空売りとは信用取引制度を利用して、持っていない株を売りその後に同数の株を買って差額を決済する取引です。つまり男は不法な方法で強引に株価を下げて儲けようとした疑いが濃いというわけ。自分の利益のためにこんなことまでするとは・・・。しかもこの男、42歳というからさらに呆れました。いい年して何をしているのでしょうか？若い人ならいいというわけでは、けっしてないですが・・・。
　投資家の一人として株式投資に対する偏見を強めかねない今回のような事件は残念でなりません。安易に稼げると思って株に手を出す風潮も問題。私は地道に投資していきます。

鬼太郎商店

　東京駅で30日まで開催中。トートバックと目玉おやじのメモパッドを買ってしまいました。冷静に考えれば割高だと思いますが、経済的に考えるのもたまには止めないとつまらないと思い買いました。結構かわいかったんです。

６番バッター

　前からこの打順はチャンスが回ってくることが多そうだと思っていました。６番の打率がいいと得点も高くなるだろうとも。
　それを今日ＰＬ学園の戸沢は証明してみせてくれました。２アウト満塁が２回、１アウト一、三塁が１回というチャンスで打席に立ち、3安打７打点の活躍。しかも1試合7打点はあの桑田以来の記録です。

共同募金

　年に３回の募金を地域で一軒、一軒回って集めるのは結構大変なようです。わが地区も他に倣い、一軒いくらと決めて自治会が一括して支払うことにしました。
　募金の趣旨からは外れるにせよ反対意見は特になし。元々自主的に募金するものなのに地域で集めるというのも変な気もしたし、違和感は感じません。
　もっと多く出したい人は他の方法で払えばいいことですし。

情報

　情は、なさけという意味もありますが、この場合事実、実情の意味。つまり情報とは実情報告ということ。
　ウソをついた者は情報提供者ではなく隠す必要など全くないのです。おかわり？いや、おわかり？永田さん。

公示地価

　地価も勝ち組、負け組に分かれてきているようですね。以前は負け組だけだったのでよくなったと言えるかな。
　勝ち組の一つ、表参道の不動産に某タレント夫婦が投資したがうまくいかず、二年ほど前に大損して手放したそうです。今保有していたら・・・。
　やはり投資は自分のわからないものには手を出さないのが鉄則。人の言いなりになって後で後悔しても遅いですよ。

続・量的緩和解除

「量的緩和が解除されても金利は変わらないと言われましたが、住宅ローンとか預金とかの金利は上がってるじゃないですか！」
「まあ、そう怒るな。日銀は主に短期の金利を規制している。ゼロ金利政策というのも銀行間の翌日物を実質ゼロにするというものだ。中長期の金利は長期国債の市場に多少介入するが直接規制しているわけではないんだ。」
「でも１年物の預金金利を上げる銀行も出てきましたよ。」
「もうけ過ぎ批判をかわす意味もあるんだろう。しかし上げたと言ってもほとんどゼロに近いことは変わらないね。」
「中長期の金利上昇は続くのでしょうか？」
「銀行の貸し出しも増えていているようだし、市場のことだから上げ下げはあるが、長い目で見て上がる傾向にある。その傾向がはっきりしてからゼロ金利が解除されるのだろう。」
「住宅ローンは長期固定にしておいた方がよさそうですね。」

オヨヨ金融道９ タイミング

　３月決算会社の株式を今買うと１ヵ月も経たないうちに配当をもらう権利が手に入る（ただし実際に配当金を手にするのは約3ヵ月後）。しかしその分株価が上がっていることもありうるし、そうでなくても配当の権利を取るまで売るのを控えている投資家もいる。そのため受け取る配当より、権利落ちの後の値下がりの方が大きいことも少なくない。
　だから配当重視の投資家もこの時期にあわてて買う必要は無く、会社の今後の業績や株価が割安かどうかをじっくり調べてから買えばいい。

オヨヨ金融道８業績相場

　では業績相場で買われる株はどんなものかというと、景気の回復に伴って業績が明らかに改善する株（景気敏感株）、あるいは景気に左右されないで成長している株（成長株）。これらの中で配当利回りのいいものを買えば、低金利を恨めしく思わずに済む。
　そこで注意したいのはなるべく自己資本（株主持分）比率が高く、有利子負債（借金）の少ない会社を選ぶこと。自己資本比率が低い会社ほど財務内容が悪く景気の回復が遅れるか、悪くなると経営不安が起きる確率が高くなる。借金が多いと景気が回復し金利が上がるにつれ利息の支払いも多くなり、業績を押し下げる原因になる。