「衆議院で福田康夫氏、参議院では小沢一郎氏と議決が違ったので両院協議会を開くことになりました。」
「では中を取って平沼赳夫氏というのはどうでしょう?」
「どこから平沼氏が出てくるんですか!」
「そうですよね。だいたい予算案や法律案じゃないんだから足して2で割るようなことができるわけないですね。両院協議会も無駄なだけ。」
「しかし、衆議院と参議院で別の人を指名して両院協議会も開かずに衆議院の指名した人に決まりました、では参議院はバカにされているように感じます。」
「でも衆議院の議決が優先されるのに協議して参議院に譲歩するわけないですよ。それに内閣不信任決議は衆議院しかできないのだから総理の指名も衆議院だけでもよいはず。」
「いや、内閣不信任決議が衆議院だけなのは賛成多数で可決されれば、内閣は総辞職しないなら衆議院の解散をしなければならない。解散のない参議院に内閣不信任決議権を与えるのは不公平だ。」