小安中学校第10期生 Version 2

自然豊かな栗駒山麓にたたずむ学び舎から巣立った、我等40人の恋と涙と心の交流を綴るサイトである。

「渡り鳥」

2012年03月23日 | 共に生きる

  近くの小川で白鳥(オオハクチョウ)が翼を休めていた。

雲の切れ目からお日様が顔を出した。近づいてカメラを向けると、

四羽の白鳥が餌を求めて近づいてきた。北海道からシベリアへと

北国に帰る準備をしているのだろうか。

 10年前から2年前の退職まで、会社の遠隔地配転で仙台・東京・

埼玉とまるで「渡り鳥」のように渡り歩いた。単身赴任であった。

50過ぎの都会生活は辛いものがあった。「渡り鳥」は必ず、故郷の

北国に帰って行くことと、多くの仲間の支えがあったので苦には

ならなかった。

 「渡り鳥」を見ると自分と重なるのである。・・・・・・・・・・。

                            (サトー)